明治安田生命J1リーグ第25節、大分トリニータvsセレッソ大阪が25日に昭和電工ドーム大分で行われ、0-1でC大阪が勝利した。

前節の大分は、勝てば史上最速の優勝を決められる川崎フロンターレをホームに迎えたなか、中17日という圧倒的な日程の有意差でもって攻守に大健闘。得点はPKによる1点にとどまったものの、金星と言うには相応しくないほどの堂々たる試合を演じた。

対するC大阪は、ホームでサンフレッチェ広島に惜敗。6連勝していた勢いは完全に鳴りを潜め、直近4試合は1分け3敗という状況だ。

ともに中3日、互いに前節から3人のスタメン変更を加えた一戦は、先日に契約延長が発表された大分の片野坂監督に対して好成績を収めるロティーナ監督率いるC大阪が先制する。

10分、ブルーノ・メンデスが左サイド深い位置から粘り強く繋いだボールを奥埜、坂元と繋ぎ、最後は清武がボックス手前左からミドルシュート。坂元の落としに迷いなく右足を振り抜いたシュートは、相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

その後もB・メンデスを起点にした攻撃でゴールに迫り、CKからもチャンスを演出するC大阪。28分にはそのB・メンデスから坂元がゴール前に飛び出すシーンを創り出す。一方、大分はサイドでボールを回すばかりでゴールにはほど遠い展開に。

そんな大分は33分に獲得したFKで、右サイドから上がったクロスを知念が頭で逸らすようなシュートに繋げるも、GKキム・ジンヒョンの正面に。34分には再び知念が迫るもゴールならず。

それでも徐々に攻撃に出られるようになった大分は40分、右サイドの松本からグラウンダーのクロスが上がると、ニアの野村がこれをスルー。背後の知念にチャンスが訪れたが、シュートは当たり損なってキム・ジンヒョンに難なくキャッチされた。

決定機逸脱も乗ってきた知念が42分に敵陣中央からミドルシュートを狙うなど、少しずつ押し戻してきた大分。ハーフタイムには刀根を下げて田中を投入し、攻勢を強めにかかる。

しかしながらポゼッションでは圧倒するものの、なかなかシュートの形まで持ち込めず膠着状態に。島川のミドルシュートや知念と野村のラインでこじ開けようとするも、なかなかゴールは遠い。77分には、右サイドの岩田のクロスを途中出場の高澤が頭で合わせたが、GKキム・ジンヒョンに右手一本で抑えらえてしまう。

一方、守勢だったC大阪も81分にゴールに迫る。分厚い波状攻撃を仕掛ける中で、右サイドから松田が上げたクロスに飛び込んだ豊川がヘディングシュート。絶好のシュートだったが、惜しくも枠の右に外れた。

だが結局、最後まで清武のゴールを守り切ったC大阪が逃げ切りに成功。5試合ぶりの勝利を挙げた。

大分トリニータ 0-1 セレッソ大阪
【C大阪】
清武弘嗣(前10)