元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーがウェストハム時代の出来事を振り返っている。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

アーセナルのアカデミー出身であり、10代の頃から高い期待をかけられていたウィルシャー。しかし、度重なるケガによって出番を失うと、2018年夏に契約満了でアーセナルを退団後、同じロンドンのクラブであるウェストハムに加入した。

しかし、ウェストハムでも振るわず、昨季は公式戦わずか10試合の出場にとどまり、今季も開幕から状況は変わらなかったため、2020年10月に双方合意の上で契約解除となっている。

現在フリーの状態であり、新天地を探しているウィルシャーはイギリス『ITV』のインタビューに応じた際、ハマーズ時代の一時期に師事したマヌエル・ペジェグリーニ氏との確執を明かした。

「(加入シーズンはケガで)試合に出られず、最悪だったよ。シーズン終盤には何度か出場できたけどね。翌シーズンは良い状態だったし、最初の数試合でプレーした。でもその後、サッカーではよくあることだけど監督と意見の相違があってね。チームから外された」

「それから僕は股関節に小さな問題を抱えてしまい、そこからの復帰が思った以上に長引いた。そうしているうちに、新しい監督(デイビッド・モイーズ)がやってきたんだ」

「僕にとって良いきっかけになると感じたよ。モイーズとはすぐに話した。彼は『君は計画の一部に入っているし、早く復帰しなければならない』と言ってくれたよ」

ウィルシャーにとって、監督交代はチャンスだったが、離脱が長引いている間にチームは低迷。中盤はより守備力に長けたMFデクラン・ライスとMFトマシュ・スーチェクで固定され、復帰後もウィルシャーの起用はわずかな時間にとどまった。しかし、ウィルシャーにモイーズ監督を恨む気持ちはないようだ。

「モイーズと一緒に仕事をするのは本当に楽しかったし、彼のトレーニングは良かったと思っている。僕は明らかにもっとプレーする機会が欲しかったけど、監督である彼の決断を尊重したよ」

「ビッグマッチで、チームはほとんどの時間を守備に費やしている気がした。監督はデク(ライスの愛称)とスーチェクを中盤でプレーさせたがっていたし、実際彼らは素晴らしかったと思う。ボールを握って何かを起こそうとするテクニシャンに、居場所はなかったね」