ラ・リーガ第12節、カディスvsバルセロナが5日に行われ、ホームのカディスが2-1で勝利した。

バルセロナ(勝ち点14)は前節、オサスナを相手にFWメッシの英雄ディエゴ・マラドーナに捧げるゴラッソなど4-0の大勝で7位に浮上。また、主力を温存したチャンピオンズリーグ(CL)のフェレンツヴァローシュ戦も復調気配漂うグリーズマン、ブラースヴァイトの公式戦3連発で3-0の完勝を収め、今季CL唯一の5連勝を達成した。

そして、久々の連勝を目指す今節は6位のカディス(勝ち点15)と対峙。上位相手に強さを見せる曲者との一戦ではフェレンツヴァローシュ戦で温存したGKテア・シュテーゲン、コウチーニョ、メッシが復帰。さらに、オサスナ戦からはペドリに代わってブスケッツがデ・ヨングの相棒として起用された。
やや様子見の入りとなったバルセロナは不運な形から早々にビハインドを背負うことに。8分、カディスの左CKの場面でニアのファリが頭でフリックしたボールをDFミンゲサがクリアを試みると、これがゴール右隅に向かう。GKテア・シュテーゲンが何とかはじき出すも、こぼれ球をアルバロに押し込まれた。

この失点を受けてすぐさま反撃に転じるバルセロナは17分、メッシの絶妙なスルーパスに抜け出したブラースヴァイトがボックス右から右足を振り抜くが、ここは相手GKレデスマの好守に遭う。

その後も相手を完全に押し込んでいく中、26分にはペナルティアーク付近でメッシが得たFKを自ら狙うが、ここはGKのセーブに遭う。前半終盤にかけても中央を徹底的に締める相手を何とか引き出そうと、細かいパスの出し入れを試みるが、ブラースヴァイトの決定機以降、相手を崩す形を作れなかった。

迎えた後半、ミンゲサ、コウチーニョに代えてペドリ、デンbレをハーフタイム明けに投入したバルセロナは、デ・ヨングがセンターバックにポジションを下げる。

そして、立ち上がりから前がかって攻勢を仕掛けるが、逆に手薄な最終ラインの背後を突かれて危険なカウンターを幾度も浴びる。それでも、57分にはボックス左でのメッシの見事なボールキープからオーバーラップするジョルディ・アルバに短いスルーパスが通ると、アルバのクロスがDFアルカラに当たって大きくコースが変わり、GKレデスマの反応の逆を突く形でニアサイドに決まった。

後半の早い時間帯に追いついたバルセロナだが、信じがたいミスで再び勝ち越しを許す。63分、自陣左サイド深くのスローインの場面でアルバが自軍ゴール方向にボールを下げると、DFラングレがGKテア・シュテーゲンに直接蹴らそうとしたのか、見送ってしまう。これに猛然とプレッシャーをかけた途中出場のネグレドにクリアをブロックされ、必死の戻りを見せたデ・ヨングもかわされて無人のゴールに流し込まれた。

この自滅により、逆転に向けてより多くのパワーが必要となった中、73分にはブスケッツの絶妙なラストパスに反応したデストがゴール前に抜け出すが、右足のシュートはアウトにかかり過ぎて枠の左に外れる。

その後、78分にはデストとブスケッツを下げてトリンコン、ピャニッチをピッチに送り込み、なりふり構わない猛攻に打って出る。84分と86分にはボックス内でメッシ、ピャニッチに絶好機が訪れたが、いずれのシュートも相手GKレデスマのビッグセーブに阻まれた。

そして、試合終盤にかけても勝ち点奪取を狙い決死の攻撃を続けたバルセロナだったが、最後までカディスの堅守をこじ開けることはできず。

この結果、レアル・マドリーに続きカディスに金星を献上したバルセロナは、早くも今季4敗目となった。