明治安田生命J1リーグ第33節、サンフレッチェ広島vs柏レイソルが16日にエディオンスタジアム広島で行われ、0-1で柏が勝利した。

2020シーズンのJ1リーグも残り2試合。ホーム最終戦となる広島は、前節はFC東京相手に終始攻勢だったものの、ことごとく決定機を決めきれず敗戦。9試合ぶりの黒星に。対する柏も前節はセレッソ大阪とゴールレスドローとなり3試合未勝利。さらにその間わずか1得点とゴール不足にも陥っている。

キックオフ前に降っていた雪の影響でピッチが白く染まる中、序盤からボールを保持してリズムを作る広島は14分に守備のギャップでパスを受けた森島のスルーパスからワントップの浅野に決定機。オフサイドギリギリでボックス右に抜け出し一瞬GKと一対一になったが。判断が遅れDFにクリアされてしまった。

すると柏は17分、カウンターからオルンガが牙を剥く。自陣右サイドから飛び出したスルーパスに反応したオルンガは、対応した荒木を簡単に振り切りボックス右へ。先ほどの浅野にお手本を見せつけるかのように、左足できっちり流し込み、ワンチャンスをものにした。

終始攻勢を続けながらも最後まで得点できず、唯一の失点に泣いたFC東京戦と同じような展開となった広島。23分に素早いリスタートからボックス右に侵入した茶島のクロスを浅野が合わせたが、シュートは惜しくも枠の左に。30分にはクリアボールを奪った川辺がボックス右からシュートを放つが、GKキム・スンギュに止められた。

その後もポゼッションでは勝るものの、なかなかチャンスを作り出せない広島。折り返しの後半立ち上がりに、ボックス右でパスを受けた茶島がカットインからシュートを放つが枠を捉えられず。膠着状態を打破しようと、57分に柴崎と土肥を下げて、ドウグラス・ヴィエイラと青山、66分に浅野と茶島に変えて柏と松本をピッチへ送り込んだ。

リードを続ける柏は68分に、およそ1カ月ぶりに出場した36歳の大谷を下げて小林を投入。守勢が続くものの、広島の攻撃をしっかり跳ね返しつつ73分に江坂が追加点を狙うなど、ペースを握らせないまま時計の針を進めていく。その中で何度かカウンターのチャンスもあったが、失点から警戒心を強める広島も同じ轍は踏まない。

ラストホームで結果を出したい広島は、青山やドウグラス・ヴィエイラがゴールに迫るが、78分にロングボールでボックス左に抜け出したブラジル人FWのシュートは大きく枠を越えた。

なかなか上手く試合を運べない広島。80分過ぎにフラストレーションを募らせた城福監督が立て続けにイエローカードを受けて退席処分に。これで最終節はベンチ入りできなくなった。

結局、監督の鼓舞も実らず試合は0-1で終了。広島がホーム最終節を落とした一方、柏は4試合ぶり勝利でホームで行われる最終節の川崎フロンターレ戦と天皇杯決勝のFC東京戦に弾みをつけた。

サンフレッチェ広島 0-1 柏レイソル
【柏】
オルンガ(前17)