トッテナムがリールのオランダ代表DFスヴェン・ボトマン(20)の獲得に興味を示しているようだ。『ESPN』が報じている。

アヤックスの下部組織で育ったボトマンは、193cmの屈強な体躯を生かした対人守備の強さを特長とする左利きのセンターバック。さらに、アヤックス仕込みの足元の技術、一定のスピードを兼ね備える大器だ。

2018年にエールステディビジ(オランダ2部)に所属するヨング・アヤックスでプロデビューを飾ると、昨季はヘーレンフェーンへレンタル移籍。初挑戦のエールディビジでは、新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなるまで、リーグ戦26試合全てに出場し、2ゴール4アシストを記録していた。

そして、今夏の移籍市場では800万ユーロ(約10億円)の移籍金でリールに加入。アーセナルへ旅立ったブラジル人DFガブリエウ・マガリャンイスの後釜として、ここまで公式戦全22試合に出場。リーグ最少失点で首位に立つチームをけん引する活躍をみせ、先月にはオランダ代表に初招集されていた。

そのため、リールとしては今夏に獲得した若きディフェンスリーダーの残留を望んでいるが、コロナ禍と大口放送局の撤退による放映権収入の減少が見込まれるクラブは、先日にジェラール・ロペス会長がクラブ売却合意を認めており。財政難に見舞われている。

そして、新たな売却先となるルクセンブルク系投資ファンドは今後主力の売却を検討しており、2025年まで契約を残すボトマンも換金対象となる可能性がある。

そういった中、『ESPN』は関係者筋からの情報として以前からセンターバックの補強を検討しているトッテナムがボトマンへの関心を強めていると主張している。

今夏にウェールズ代表DFジョー・ロドンを獲得したトッテナムだが、依然としてインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(25)への関心継続が伝えられるなど、センターバックを補強ポイントのひとつとしている。また、現陣容では本職のセンターバックに左利きがいない。

なお、リールではジョゼ・モウリーニョ監督のメンターとして知られる敏腕スポーツ・ディレクターのルイス・カンポス氏が先週に退団を発表しており、ボトマンの獲得を主導した同氏に関しては以前からトッテナムのフロント入りの可能性も報じられている。