サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はレアル・ベティスの元スペイン代表FWクリスティアン・テージョがバルセロナ時代に決めたゴールだ。


バルセロナの下部組織出身のテージョは、2012年にファーストチームデビュー。ラ・マシア育ちの才能ある若手として出場機会を得て、期待を集めた。

抜群のスピードを活かしたウインガーとして活躍したテージョだが、2013年12月11日に行われたチャンピオンズリーググループステージのセルティック戦では、味方の見事なパス回しからゴールを奪っている。

FWネイマールのハットトリックなどで、5-0とバルセロナの大量リードで迎えた72分、最終ラインでバルセロナがボールを奪う。そこから、ブロックを作って守りを固める相手に対し、バルセロナが丁寧なビルドアップを行う。

徐々にボールを前に運んだバルセロナは、MFチャビ・エルナンデスのスルーパスにDFアドリアーノが抜け出し、左サイド深部に侵入。マイナスのグラウンダークロスを上げると、ボックス内でテージョがシュートを放つ。ブロックに入ったDFヴィルヒル・ファン・ダイクに跳ね返りながらもシュートが決まり、6点目が入った。

ゴールまでのビルドアップでバルセロナが通したパスの数はなんと40本。美しいパスサッカーを哲学に掲げるバルセロナ”らしい”ゴールとなった。