無観客試合の開催や各大会の延期や中止など、特別のシーズンとなった2020年のサッカー界。それでも、フットボーラーたちはピッチ内外で思わず唸るようなスーパープレーの他、クスッとさせてくれる小ネタも提供してくれた。

今回は、2020年に生まれた珍プレーを1月から順に紹介!2020年10月の珍プレーは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペと、チェルシーの同胞FWオリヴィエ・ジルーのやり取りだ。

フランスサッカー連盟(FFF)は、10月11日に行われたUEFAネーションズリーグのポルトガル代表戦(0-0)の舞台裏を映した『YouTube』の公式動画を公開。その中でムバッペと、ジルーのやり取りを切り取ったSNSユーザー(Baba O'Rhum)の投稿が大きな話題を集めた。

同ユーザーが注目したのは、ロッカールームで同世代のMFフセム・アワールと談笑するムバッペに対するジルーの行動だ。

試合前に短く刈り込まれた自身の頭髪に櫛を通して身だしなみを整えていたムバッペに対して、チームメイトと握手しに来ていたジルーは親愛の印か、ペットを可愛がるような形で頭をワシワシと撫でまわした。

すると、ムバッペは先輩が相手ということもあり、直接不満を示すことはなかったが、以前からファンとの記念撮影時のオンとオフの切り替えの凄まじさからフットボール界屈指の“フェイクスマイル”の使い手として知られる21歳は、ジルーが去った直後に氷のような冷酷な表情で、隣のアワールに先輩への不満を伝えた。

そして、直後にはジルーに大いに乱された頭髪に再び櫛を入れて、イラッとした気持ちも含め、再び身だしなみを整えてポルトガル戦に臨むことになった。

映像の流れを見る限り、ジルーに悪気がなかったことは明白だが、ムバッペにあんな表情をさせてしまうのであれば、今後試合前に頭をワシワシとすることは避けた方がよさそうだ。