トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が試合開催の可否を巡るプレミアリーグの対応に関して、ユーモアを交え不満を示した。

プレミアリーグは30日、同日開催予定だったプレミアリーグ第16節、トッテナムvsフルアムに関してフルアムの複数選手、チーム関係者に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受けて開催延期を決定した。

現在、イギリスではコロナウイルスの変異種の影響などもあり、コロナウイルス感染拡大が深刻化しており、プレミアリーグにおいても12月21日から27日にかけて全クラブを対象に実施した検査で、今シーズン最多となる18名の陽性判定者が出ていた。

そのため、更なる感染拡大を阻止する観点から開催延期の判断は妥当と言えるが、問題はその決定に至るまでのプロセスにあった。

28日のエバートンvsマンチェスター・シティではシティのチーム内でクラスターが発生した中、プレミアリーグ理事会は当初、開催強行を考えていたものの、最終的に医学的なアドバイスに従い試合開始4時間前に開催延期を決定。

さらに、今回のトッテナムvsフルアムでは事前にフルアムのチーム内でのクラスター発生が懸念され、フルアムサイドから開催延期が要請されていた。だが、理事会による最終決定の判断が遅れ、延期が決定したのは、試合開始3時間前というギリギリのタイミングだった。

そのため、モウリーニョ監督は試合開催予定の4時間前に自身の公式『インスタグラム』で、試合開催の可否を巡るプレミアリーグの対応に不満を示した。

ポルトガル人指揮官は宿泊先のラウンジで待機中のコーチングスタッフの様子を自身のスマートフォンのカメラで映すと共に、壁に設置されている大型テレビに流れる『スカイ・スポーツ』の午後2時過ぎという時刻表示を意図的にズーム。

そして、動画のキャプションには、「試合は午後6時…ただ、我々は未だに試合をやるかどうかわからない。世界のベストリーグ(にも関わらず…)」というコメントがあった。

今後ヨーロッパのコンペティションを控えるビッグクラブに関しては代替日程を決めることが難しく、できれば現行の日程でプレーさせたいリーグ側の考えも理解できるが、選手たちの健康や現場を取り仕切るスタッフ陣の苦労を考えれば、今後の意識決定はよりスムーズに行ってほしいところだ。

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