サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、レアル・ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバがマンチェスター・シティ時代に決めたフリーキックだ。


バレンシアで頭角を現したシルバは、2010年夏、オーナーの交代により積極補強を行っていたシティに加入。数々のタイトルを勝ち取り、チームの躍進の立役者となった。

卓越したスキルを持つシルバは、セットプレーからでも正確なキックで相手の脅威となることができるが、2020年7月8日に行われたプレミアリーグ第34節のニューカッスル戦では、美しいFKを決めている。

3-0とシティが大きくリードして迎えた65分、シティがゴール正面、ペナルティーアークの手前でFKのチャンスを得ると、キッカーはシルバ。短めの助走から左足を振り抜くと、カーブしながら壁の頭上を越えたシュートは、ゴール左の完璧な位置に決まった。

このシュートにGKも成す術なし。名手のFKでリードを広げたシティが、その後も追加点を奪い、5-0で大勝を収めている。