プレミアリーグ第17節、トッテナムvsリーズ・ユナイテッドが2日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-0で勝利した。

4戦未勝利で7位のトッテナムは前節、対戦相手フルアムの新型コロナウイルスのチーム内クラスター化の影響を受け、試合開始数時間前に試合開催延期が決定。そのため、2020年最終戦となった先月27日のウォルバーハンプトン戦から中5日で11位のリーズとの新年初戦に臨んだ。

ウルブス戦からは先発2人を入れ替え、レギロンとダビンソン・サンチェスに代わってアルデルヴァイレルト、ベルフワインを起用。システムも[3-5-2]から[4-2-3-1]に戻した。

モウリーニョ、ビエルサという稀代の名称対決は、いつも通り前から人を掴みに行くアウェイチームがアグレッシブな姿勢を前面に打ち出す。その中で開始4分には相手陣内でルーズボールを奪っての速い攻めからボックス左に抜け出したアリオスキが左サイドネットを叩くファーストシュートを放った。

立ち上がりから相手の圧力にストレスを抱えて効果的にボールを動かせないトッテナムだが、時間の経過と共に相手のビルドアップのミスを突いてショートカウンターの形から攻め手を見出す。17分と18分にはいずれもボックス付近でケイン、ベルフワインとシュート。さらに、21分にはセットプレーの二次攻撃からボックス中央のホイビュルクが最初の枠内シュートを放った。

その後は一進一退の攻防が続く中、リーズのミスからトッテナムが先手を奪う。27分、GKメリエの縦パスを高い位置でカットしたウィンクスの縦パスをボックス内で受けたベルフワインがDFアリオスキに倒されてPKを獲得。これをキッカーのケインが中央に蹴りこんで今季リーグ戦10点目とした。そして、初対戦のリーズ相手のゴールでプレミアリーグで対戦した30チーム全チームから得点を挙げることに。

試合の均衡が破れたもののここまでの流れに大きな変化は起きず、両チームが要所で相手の守備を上回る攻撃を見せ、ボックス内で決定的なシュートを打ち合う。その中で43分、GKロリスからのロングフィードのこぼれ球を回収したホイビュルクから縦パスを受けたケインがボックス手前右付近から鋭いクロスを入れると、ゴール前に走り込んできたソン・フンミンが右足のワンタッチでニア下に流し込み、スパーズ通算100点目のメモリアルゴールとした。

アーセナルとのノースロンドン・ダービー以来となるケインとソン・フンミン揃い踏みのゴールによって、2点のリードを得て試合を折り返したトッテナム。後半も早い時間帯にゴールをこじ開ける。

50分、クイックリスタートからのエンドンベレの強烈なシュートで得た右CKの場面でキッカーのソン・フンミンが鋭いボールをニアへ入れると、DFを振り切ったアルデルヴァイレルトがヘディングシュート。GKメリエが何とかかき出したが、GLTはすでにゴールラインを割ったと判定してベルギー代表DFの今季初ゴールが認められた。

この3点目で完全に流れを引き寄せたトッテナムはリーズにボールを持たせて自陣に引き込みながら、ケインを起点に得意のロングカウンターが機能。その形から自慢のアタッキングユニットが再三決定機に絡んでいく。61分、66分にはボックス右に抜け出したベルフワイン、ケインが続けて決定的なシュートを放つが、ここはGKメリエのビッグセーブに遭う。

一方、後半に入ってボールを握るものの、前半のように攻め切れないリーズは、ハリソン、アリオスキ、ロドリゴと左のレーンを担当していた選手を下げて、ポベダ、シャックルトン、パブロ・エルナンデスと65分過ぎまでに3枚の交代カードを使い切り、劣勢を撥ね返しにいく。

4点目こそ奪えないものの、プラン通りの戦いを継続するホームチームは75分を過ぎてウィンクス、エンドンベレ、ケインを下げてムサ・シソコ、ルーカス・モウラ、カルロス・ヴィニシウスをピッチに送り出す。しかし、エンドンベレの役割を引き継いだルーカスがアンカーのフィリップスを徹底マークするなど、要所を締めた対応で相手に決定機を許さない。

その後、試合終了間際に2枚目のカードをもらったドハーティが退場となるアクシデントに見舞われたものの、リーズの反撃をクリーンシートで封じ切ったトッテナムが3-0の快勝。新年初戦を白星で飾ると共にリーグ戦5試合ぶりの勝利を手にした。