ラ・リーガ第18節、グラナダvsバルセロナが9日に行われ、アウェイのバルセロナが0-4で完勝した。

前節、ウエスカに辛勝のバルセロナ(勝ち点31)はミッドウィークに行われたアスレティック・ビルバオ戦も制して2連勝を達成。まだまだ本調子とは言えないものの、順位を3位に上げてきた。そして、3連勝を狙う今節は7位のグラナダ(勝ち点24)とのアウェイゲームに臨んだ。アスレティック戦からは出場停止のラングレに代えてミンゲサを起用した以外、同じメンバーを継続。ただ、アラウホのウォームアップ中のケガにより、ユムティティが急遽代役を務めた。

立ち上がりはホームのグラナダが勢いを持った入りをみせ、よりフィニッシュの場面を作り出す。だが、時間の経過と共にバルセロナが主導権を奪い返した。

すると12分、相手を押し込んでボックス左で仕掛けたメッシが後方に控えるブスケッツに短く叩きスペイン代表MFがすかさず縦パスを入れる。これがDFの出した足に当たってゴール前のグリーズマンの足元に入ると、鋭い反転からの左足のシュートがゴールネットを揺らした。当初、グリーズマンのオフサイドが取られたが、VARのレビューの結果、相手DFが故意にボールに関与したとの判定でオフサイドは成立せず、ゴールが認められた。

グリーズマンの新年初ゴールで幸先よく先制に成功したバルセロナは、直後にもボックス右で仕掛けたデンベレが枠のわずか左に外れる際どいシュートを放つ。だが、以降はグラナダに押し返されて試合は五分五分の展開に。

それでも、その膠着状態を打開したのは、コンディション向上が著しいバルセロナの絶対的エースだった。35分、自陣からのカウンターで左のハーフスペースをドリブルで持ち上がったグリーズマンがボックス手前で右を並走するメッシに丁寧な横パス。これを収めたメッシが狙いすました左足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺す。

さらに、42分にはペドリが倒されて得たペナルティアーク付近のFKの場面でキッカーを務めたメッシが2つの壁の内、人数が少ないGKサイドの壁下を狙うと、相手と味方の動きでうまく割れた壁の間をすり抜けたボールがゴール左下隅に決まった。

メッシの2試合連続ドブレーテの活躍により3点リードで試合を折り返したバルセロナはハーフタイム明けに3枚替えを敢行したホームチームに押し返されるが、決定機は許さない。

すると63分、右サイド深くでボールを受けたデンベレからの折り返しにニアで反応したグリーズマンが左足の正確なトラップからすかさず右足を振り抜き、メッシに続きドブレーテを達成した。

この4点目で勝利を確信したクーマン監督は今後の過密日程を考慮し、65分にメッシとデ・ヨング、73分にデンベレ、ペドリと主力を続けてベンチに下げ、リキ・プッチやトリンコンらをピッチに送り出す。

その後、相手DFバジェホが決定機阻止で一発退場となり、数的優位まで手にしたバルセロナはこのまま危なげなく試合を終わらせ、敵地で4-0の完勝。完全復活のメッシとグリーズマンのドブレーテの共演により、今季初のリーグ3連勝を飾った。