FAカップ3回戦、マンチェスター・シティvsバーミンガムが10日にエティハド・スタジアムで行われ、3-0で快勝したシティが4回戦進出を決めた。
 
2年ぶりの同タイトル獲得を目指すシティは今回の初戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムと対戦。直近に行われたEFLカップ準決勝では宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのダービーを2-0の完勝で制し、勢いに乗る。ただ、クラブ内で新型コロナウイルスのクラスターが発生した中、相変わらず選手起用、練習環境などで厳しい制限をかけられている。
 
その中でグアルディオラ監督はユナイテッド戦から先発4人を変更。ストーンズに代えてウォーカーをセンターバックで起用し、ジンチェンコとフェルナンジーニョ、スターリングに代えてメンディ、ロドリ、ガブリエウ・ジェズスを起用した。
 
戦前の予想通り、立ち上がりから圧倒的にボールを握るホームチームは早くも格の違いを見せつける。開始8分、ボックス中央付近で相手の続けざまのヘディングのクリアに反応したベルナルド・シウバが抑えの利いた見事な左足のボレーシュートをゴール左隅に突き刺して先制に成功する。
 
続く15分には右サイドで細かくボールを繋いで幅を取ったマフレズの斜めのグラウンダーパスに中央から斜めのランニングで抜け出したデ・ブライネがゴール右でマイナスに折り返すと、中央でドフリーのベルナルド・シウバが冷静に右足で流し込んだ。
 
この連続ゴールで少しペースを落としたことで、徐々にバーミンガムの反撃を受ける形となるが、前半半ばを過ぎて再び攻撃のギアを上げていく。ジェズスの決定的なシュートはGKの好守に遭うが、33分にはカウンターから中央を持ち上がったマフレズからペナルティアーク付近でパスを受けたフォーデンが腰の捻りを利かせた見事な左足のミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、試合を決定づける3点目とした。
 
その後、ベルナルド・シウバがハットトリックのチャンスを逃すも3点リードで試合を折り返したホームチームは、デ・ブライネ、ルベン・ジアス、カンセロとフル稼働中の主力3人を下げて、後半頭からストーンズと共にハーウッド=ベリス、エンメチャの若手2選手をピッチに送り込む。
 
後半から人と布陣を変更した相手の動きを見極めながら冷静にゲームをコントロール。58分には右サイドバックにポジションを変えたウォーカーの突破からのクロスを、ゴール前に飛び込んだベルナルド・シウバがワンタッチで合わせるが、このシュートは惜しくも枠の左に外れた。
 
その後、ロドリ、ジェズスに代えてフェルナンジーニョ、デラップを交代枠を使い切ったシティは、ピッチ内に多くの若手が入った影響もあり、一矢報いたいバーミンガムに終盤は押し込まれる展開となる。それでも、要所ではきっちり相手の攻撃を抑え込み、失点は許さない。
 
後半はやや尻すぼみも前半のリードを守り切ったシティが危なげない試合運びで3-0の快勝。下部カテゴリーのチーム相手に格の違いを見せつけ、順当に4回戦へと駒を進めた。