レアル・マドリーのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(23)は、古巣のフランクフルトにレンタル移籍することになるようだ。

母国セルビアの名門、ツルヴェナ・ズヴェズタでプロキャリアをスタートさせたヨビッチは、キプロスのアポロン・リマソールやベンフィカを経て、2017年夏にフランクフルトにレンタル移籍。2年の在籍期間で公式戦通算75試合36ゴール9アシストの数字を残した。

その中で1試合5得点を記録した2018-19シーズンのブンデスリーガでは32試合で17ゴール、同シーズンのヨーロッパリーグでは14試合10ゴールと得点力が爆発。2019年夏に買い取りオプションを行使し、そのままマドリーへ推定6000万ユーロ(現レートで約76億円)の移籍金で加入する運びとなった。

しかし、マドリーでは水が合わなかったのか、全く実力が発揮できないうえ、新型コロナウイルスのパンデミックが起こっていた昨年3月にクラブに無断でセルビアに帰国し、隔離措置も取らずに恋人の誕生日パーティーに参加する愚行も。挙げ句の果てには、ついに11月に自らも感染し、以降は公式戦出場が一度もない状況となっている。

マドリーで完全に構想外となっているヨビッチには以前から移籍の噂が取り沙汰されていたが、今回フランクフルトのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるフレディ・ボビッチ氏が、ドイツ『スカイ』の取材で今夏までのレンタルによる同選手の復帰を明言した。

「ルカ・ヨビッチは夏までレンタルすることになる。メディカルチェックなどいくつか整理しなければならない詳細はあるが、全てが上手くいけば、間も無く彼は家に戻るはずだ」

マドリーでは公式戦32試合で2ゴール2アシストにとどまっているヨビッチ。古巣復帰で本来の姿を取り戻すことはできるだろうか。