トロフェ・デ・シャンピオン2020のパリ・サンジェルマン(PSG)vsマルセイユがフェリックス・ボラールで行われ、2-1でPSGが8年連続10度目の優勝を果たした。

昨シーズン国内4冠を達成したPSGとクープ・ドゥ・フランス準優勝のマルセイユによるトロフェ・デ・シャンピオン。例年シーズン開幕前に行われていた同大会だが、今回は新型コロナウイルスの影響により開催地が決まらなかったため延期となっていた。

8連覇を目指すPSGは、直近のブレスト戦から先発を4人変更。ケアンやグイエ、バッカーらに代えてイカルディ、パレデス、フロレンツィらが先発。また、負傷明けのネイマールが6試合ぶりのベンチ入りを果たした。

一方、9年ぶりの優勝を目指すマルセイユは、直近のディジョン戦から先発を1人変更。ベネデットに代わりパイエが最前線で起用された。また、先発に名を連ねたDF酒井宏樹はフル出場、DF長友佑都は66分までプレーしている。

雨が降り頻る中始まった一戦は、立ち上がりからPSGが押し込む展開となったが、マルセイユの粘り強い守りを崩せないまま時間が推移していく。それでもPSGは21分、パレデスのスルーパスでボックス左に抜け出したムバッペの折り返しからイカルディがゴールネットを揺らしたが、これはムバッペのオフサイドを取られた。

さらに30分には、一瞬の隙を突いたムバッペがマルキーニョスのロングフィードでゴール前まで抜け出しゴールネットを揺らしたが、これもVARの末にオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。

攻勢を続けるPSGは39分、右サイドでボールを受けたディ・マリアがカットインしながらクロスを供給すると、ゴール前のイカルディがヘディングシュート。これはGKマンダンダに弾かれたが、こぼれ球を再び反応したイカルディが押し込んだ。

先制したPSGは、前半アディショナルタイムにイカルディがクロスバー直撃のシュートを見舞うなど、終始マルセイユを圧倒し前半を1点リードで終えた。

迎えた後半は一進一退の攻防が続く中、先に動いたマルセイユは56分にラドンジッチとグイエを下げてベネデットとサンソンを投入。対するPSGは65分、ディ・マリアとクルザワを下げてネイマールとキンペンベをピッチに送り出した。

66分に長友を下げたマルセイユは、82分にピンチ。ロングパスで抜け出したイカルディを飛び出したGKプレがボックス内で倒すと、VARの末にPKを献上。このPKをネイマールがゴール右隅に決めた。

マルセイユは89分にパイエのゴールで1点を返したが反撃はここまで。ネイマールの復帰弾で逃げ切ったPSGが8年連続10度目の優勝を飾った。