後半戦スタートとなった前節、ボローニャDF冨安がミランに、サンプドリアDF吉田がユベントスにそれぞれ挑んだものの、両者奮闘虚しくチームは敗戦に終わった。上位陣ではインテル、ローマ、ナポリが順当に勝利し、ラツィオがコッパのリベンジを果たす形でアタランタに快勝としている。迎える第21節、4位ユベントス(勝ち点39/1試合未消化)vs3位ローマ(勝ち点40)の上位対決が土曜に行われる。

ユベントスは前節、自陣に引いて守備を固めてきたサンプドリア相手に2-0と勝利。試合巧者ぶりを見せ付け、首位ミランを7ポイント差で追走している。そして火曜に行われたインテルとのコッパ・イタリア準決勝1stレグでは相手のミスを突き、FWロナウドの2ゴールで先勝とした。一先ずリベンジを果たした中、ローマとのビッグマッチを制し、2ndレグに臨めるか。

一方、難敵ヴェローナ相手に前半の3ゴールで快勝としたローマ(勝ち点39)。DFスモーリングの負傷欠場は痛いが、好内容で公式戦連敗、スペツィア戦の辛勝を払拭する白星とした。FWジェコもフォンセカ監督と和解してチームに合流した中、今季の1stマッチでは数的優位を生かせず引き分けに持ち込まれたユベントス相手に盤石の状態で挑む。

首位ミラン(勝ち点46)は最下位クロトーネ(勝ち点12)とのホーム戦に臨む。ミランは前節ボローニャ戦を2つのPK獲得で逃げ切り勝利とした。終盤の失点で追い上げにあったものの、守護神ドンナルンマを軸に1失点で凌ぎ、勝ちきって見せた。2位インテルとの2ポイント差を維持した中、最下位チーム相手にここは必勝としたい。

続いて金曜に登場するインテル(勝ち点44)は、プランデッリ監督就任でチーム状態が上向きの11位フィオレンティーナ(勝ち点22)とのアウェイ戦に臨む。インテルは前節、FWルカクとFWラウタロの5戦ぶりゴールでベネヴェントに何もさせず完勝とした。ただ、ユベントスとのコッパ・イタリアではミスが響いて先勝を許してしまった。出場停止で欠場した休養十分のFWルカクとDFハキミの活躍に期待が懸かる。

パルマに快勝とし、ヴェローナ戦の逆転負けを払拭した5位ナポリ(勝ち点37/1試合未消化)は、14位ジェノア(勝ち点21)とのアウェイ戦に臨む。水曜に行われたコッパ準決勝ではアタランタ相手に0-0の引き分けに終わった。アウェイゴールを与えず2ndレグに挑むことになった中、バッラルディーニ監督就任後、7戦で4勝を挙げている好調ジェノアを下して上位陣を追走できるか。

アタランタに快勝としてリーグ戦5連勝とし、6位に浮上したラツィオ(勝ち点37)は、18位カリアリ(勝ち点15)とのホーム戦に臨む。6連敗の後、前節サッスオーロに引き分けた降格圏に沈むカリアリを下して連勝を6に伸ばせるか。

そしてMFゴセンズの出場停止、MFハテブールの負傷によって両翼を欠いたことが響いてラツィオに完敗となった7位アタランタ(勝ち点36)は、17位トリノ(勝ち点15)とのホーム戦に臨む。コッパではナポリ相手に優勢としながらもゴールを奪い切れず0-0に終わったが、ニコラ監督が就任し、ここ3試合ドローと地道に勝ち点を積み上げているトリノに対して、アタランタは上位に食らいつくための勝利を手にできるか。

ミラン戦では右サイドバックでフル出場し、好プレーを見せた冨安。FWイブラヒモビッチとのマッチアップは実現しなかったが、対面の強力SBテオ・エルナンデス相手に一歩も引けを取らなかったことは自信につながったはずだ。その15位ボローニャ(勝ち点20)は19位パルマ(勝ち点13)とのアウェイ戦に臨む。ここで敗れるようだと残留争いに巻き込まれることが濃厚となってくるだけに、ダヴェルサ監督復帰後も調子の上がらないパルマをしっかりと叩生きておきたい。冨安としては対面のFWジェルビーニョを抑え込む働きが求められる。

そして吉田はユベントス相手にセンターバックとしてフル出場。FWロナウドを封殺し、現地メディアでは称賛を受けた。惜しくも敗戦に終わったが、チームも接戦に持ち込むことに成功した。そのサンプドリア(勝ち点26)は12位ベネヴェント(勝ち点22)とのアウェイ戦に臨む。吉田としては動き出しの巧さに定評のあるFWカプラーリを止める働きを期待したい。

◆セリエA第21節
2/5(金)
《28:45》
フィオレンティーナvsインテル

2/6(土)
《23:00》
アタランタvsトリノ
ミランvsクロトーネ
サッスオーロvsスペツィア
《26:00》
ユベントスvsローマ
《28:45》
ジェノアvsナポリ

2/7(日)
《20:30》
ベネヴェントvsサンプドリア
《23:00》
ウディネーゼvsヴェローナ
《26:00》
パルマvsボローニャ
《28:45》
ラツィオvsカリアリ