サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが決めたハットトリックだ。

レバークーゼンで10代の頃から超逸材として注目を集めたハフェルツは、2020年夏にチェルシーに加入。チームの今後を担う存在として期待されている。

チェルシーデビューから間もない2020年9月23日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦のバーンズリー戦では、その特大のポテンシャルを感じさせるハットトリックを決めている。

1-0とチェルシーリードの28分、相手陣内中央左でボールを持ったMFメイソン・マウントがボックス内にボールを送る。すると、中央のFWタミー・エイブラハムが相手の裏をかくダミーでゴール前に走り込むハフェルツにパスが通り、ハフェルツがゴール右に冷静にシュートを流し込み、まずは1点目を決めた。

続いて3-0とリードを広げて迎えた55分、カウンターからチェルシーがチャンスを作ると、左サイドに抜け出したMFマテオ・コバチッチが中央にクロス。このボールをエイブラハムが落とすと、ハフェルツが鋭いシュートをゴール右に叩き込み、2点目をマークした。

65分にも再びエイブラハムのパスにハフェルツが抜け出すと、そのままGKと1対1に。ハフェルツが鮮やかなタッチでGKを抜き去り、無人のゴールにシュートを沈めて圧巻のハットトリックを決めてみせた。

試合はハフェルツのハットトリックなど、大量6ゴールを奪ったチェルシーが6-0とバーンズリーを粉砕している。



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