ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の1stレグ、ヴォルフスベルガーvsトッテナムが18日にプスカシュ・アレーナで行われ、アウェイのトッテナムが1-4で勝利した。

トッテナムは予備予選、グループステージを順当に勝ち抜いて決勝トーナメントに到達。国内では直近の公式戦2連敗と不振が続く中、オーストリアの強豪相手に3戦ぶりの白星奪還を狙った。直近のマンチェスター・シティ戦からは先発6人を入れ替え、ベンチ外となったケインやホイビュルク、エンドンベレら一部主力に代わってベイル、デレ・アリ、ウィンクスが起用された。

なお、新型コロナウイルスを巡る両国間の渡航制限の問題によってヴォルフスベルガーのホーム開催を断念し、この試合は中立地であるハンガリーのブダペストでの開催となった。

地力で勝るトッテナムが立ち上がりから主導権を握る中、開始5分には1トップでの起用となったソン・フンミンがボックス手前右から鋭い左足のシュートでいきなり決定機を創出。

すると、2020年度のプスカシュ賞受賞者がプスカシュ・アレーナで魅せる。13分、左サイドで強引にドリブルで内へ切れ込んだルーカス・モウラからボックス手前右のドハーティに横パスが繋がると、オフサイドをかいくぐる動き出しで短いスルーパスを引き出したベイルがボックス右で上げた右足の高速クロスをゴール前に飛び込んだソン・フンミンがダイビングヘッドで流し込んだ。

敵地で先手を奪ったトッテナムは20分にもデレ・アリに決定機が生まれると、ここ最近ピッチ内以外の話題が目立っていたウェールズ代表FWがきっちり仕事を果たす。28分、カウンターから右サイドを持ち上がったドハーティのスルーパスに抜け出したベイルがボックス右で相手DFを深い切り返しで先に滑らせてかわすと、得意の左足の強烈なシュートをGKが手を出しにくい肩口の完璧なコースに蹴り込んで貴重な追加点をもたらした。

さらに、畳みかけるアウェイチームはこの直後にはヴィージンガーの決定的なヘディングシュートを守護神ロリスのビッグセーブで阻止すると、34分には左サイドで鮮やかな仕掛けを見せたルーカスがDF3枚を手玉に取る見事なドリブルでゴール前まで抜け出し、右足の丁寧なシュートで決定的な3点目を奪った。

その後、相手の反撃にあったものの、GKロリスの好守できっちり凌ぎ切ったトッテナムが3点リードで試合を折り返した。

今週末にウェストハムとのダービーを控えるトッテナムはソン・フンミンを下げて後半頭からカルロス・ヴィニシウスを投入。やや流し気味に入った中、54分には自陣ボックス内でムサ・シソコがヴェルニツニグと交錯すると、このプレーでPKを与えてしまう。これをキッカーのリエンドルに決められた。

この失点によってホームチームに勢いを与えてしまい、しばらく守勢が続く中、モウリーニョ監督は64分にベイル、ルーカスと殊勲のゴールスコアラー2人を下げてラメラ、ベルフワインとフレッシュな2選手を投入。守備の強度を上げつつカウンターから4点目を目指す。

だが、68分にはボックス内でのリエンドルの丁寧な落としからヴェルニツニグにクロスバー直撃のシュートを許すなど、なかなか失った流れを引き戻せない。

その後、デレ・アリとシソコに代えてホイビュルク、エンドンベレと主力2選手を投入してようやく試合を落ち着けたトッテナムは、88分に試合を決める4点目を奪う。カウンターからボックス右でホイビュルクが上げた浮き球のクロスをラメラが頭でゴール前へ流すと、これをヴィニシウスがワンタッチで押し込んだ。

そして、後半はやや相手にペースを握られるも地力の差を見せつけたトッテナムが4-1の快勝を収め、公式戦の連敗をストップすると共にホームでの2ndレグを前にベスト16進出をほぼ確実なモノにした。

チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント全29試合をWOWOWで独占生中継・ライブ配信!
無料トライアルも実施中!
>>詳しくはこちら