プレミアリーグ第25節、ウェストハムvsトッテナムが21日にオリンピック・スタジアムで行われ、ホームのウェストハムが2-1で勝利した。
 
5位のウェストハム(勝ち点42)と、9位のトッテナム(勝ち点36)による今季2度目のロンドン・ダービー。
 
前節、マンチェスター・シティに0-3で完敗したトッテナムだが、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)では一部主力を温存した中、ヴォルフスベルガーに4-1のスコアで先勝。公式戦連敗をストップし、良い形でダービーを迎えた。そして、シティ戦からは負傷明けのレギロンがベン・デイビスに代わって左サイドバックに入った以外、同じメンバーを起用した。
 
前回対戦は3-3の壮絶な打ち合いとなったダービーは今回も早い時間帯にスコアが動く。5分、ホームのウェストハムが右サイド深くで繋ぎボーエンが左足インスウィングでゴールに向かうクロスを入れると、これに反応したアントニオのワンタッチシュートはGKロリスの好守に遭うも、こぼれ球を再びアントニオがタップインした。
 
以降はボールを握って相手を押し込むトッテナムと、ボールを持たせて相手を自陣に引き込んでカウンター、相手の背後をロングボールで狙うウェストハムと互いに明確なプランを持ってダービーらしい白熱の攻防を見せる両者。
 
先制点を奪って勢いに乗るホームチームはショートカウンターからリンガード、背後への飛び出しから裏を取ったボーエンと決定機を作り出すが、フィニッシュがうまくいかない。対するトッテナムは13分、ラメラが相手DF2枚の寄せをモノともしない見事な持ち上がりからボックス手前右のケインにラストパスを通すが、相手DFの寄せが気になったか、右足のシュートは枠を捉え切れない。
 
前半半ばを過ぎてもウェストハムのコンパクトなブロック、前線からの献身的なプレスバックに手を焼くトッテナム。38分にはクレスウェルの左CKからドーソンに強烈なヘディングシュートを枠に飛ばされるが、ここはGKロリスのビッグセーブで凌ぐ。その後、前半終了間際にラメラ、ケインと際どい枠内シュートで相手ゴールに迫ったが、前半をビハインドのまま終えた。
 
迎えた後半、トッテナムはタンガンガとラメラを下げてドハーティとベイルを同時投入し、前半機能しなかった右サイドにテコ入れを図る。だが、立ち上がりの47分にはその右サイドをウェストハムの連携に崩され、フォルナルスとのパス交換でボックス左に抜け出したリンガードにゴール右隅へシュートを突き刺された。当初、フォルナルスの抜け出しがオフサイドと判断されたが、VARのレビューの結果ゴールが認められた。
 
前半に続き後半も早い時間帯にゴールを奪われたトッテナムはここから前がかってゴールを目指す。ELでも機能したドハーティとベイルの右サイドを起点に良い形を作り出すと、64分には右CKの場面でベイルが左足インスウィングでニアに入れたクロスをルーカス・モウラが頭で合わせ、ニア上の完璧なコースに決めた。
 
ようやく反撃の狼煙を上げるゴールを奪ったトッテナムは畳みかける攻めでホームチームを押し込んで次々に決定機を作り出す。だが、73分のケインのミドルシュートはわずかに枠の左に外れ、79分にはボックス右へ抜け出したケインの高速クロスにデレ・アリが飛び込むが、直前でDFのカバーに遭う。さらに、このこぼれを回収したケインからのマイナスのパスをベイルが抑えの利いた左足のボレーで合わせるが、惜しくもクロスバーを叩いた。
 
その後、完全に逃げ切り態勢に入ったウェストハムに対して、77分にレギロンを下げてデレ・アリを投入したトッテナムは攻撃的な[3-4-3]の布陣でゴールをこじ開けにいく。守勢が続き疲労が見える相手を押し切りそうな雰囲気を見せたが、92分にゴール前の混戦からソン・フンミンのクリアをブロックしたボールが枠の右隅へ飛ぶが、これが右ポストを叩くなど、ツキに恵まれず。
 
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、モイーズ監督が対モウリーニョ初白星を挙げて連勝のウェストハムが4位に浮上。一方、猛攻実らず敗れたトッテナムは厳しいリーグ連敗となった。

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