サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回はリヨンのフランス代表MFフセム・アワールが記録したアシストだ。

11歳で名門リヨンの下部組織に入団したアワールは、2016-17シーズンに若くしてファーストチームデビュー。今では中盤の主力として欠かせない存在になっている。

抜群のテクニックを持ち、フランス屈指の若手として活躍するアワールだが、2020年12月16日に行われたスタッド・ブレスト戦では、見事なアシストを記録している。

1-1と同点のまま迎えた81分、右サイドからリヨンがチャンスを作ると、MFラヤン・チェルキがボックス内のFWメンフィス・デパイにパス。このパスは大きくなり相手DFにカットされるも、素早く反応したチェルキが拾い、すぐさまゴール前のアワールにボールを送る。

アワールは、相手を引き付けた絶妙のタイミングで、後ろを確認することなく後方へヒールパス。このパスにMFマクスウェル・コルネがしっかりと合わせ、見事な勝ち越しゴールを決めた。

阿吽の呼吸の連携から勝ち越しに成功したリヨンだったが、終了間際にまさかの失点。試合は2-2の引き分けに終わっている。