前節行われた首位攻防のミラノ・ダービーはインテルが3-0で快勝する結果となり、首位をキープ。2位ミランとの勝ち点差を4に広げる格好となった。また、アタランタがナポリとの上位対決を制し、5位に浮上している。迎える第24節、日曜に4位ローマvs2位ミランの上位対決が行われる。

ローマ(勝ち点44)は前節、10人となったベネヴェントからゴールを奪えず0-0の引き分けに終わった。センターバックにケガ人を複数抱え、MFスピナッツォーラをセンターバック起用する苦肉の策となったが、攻撃陣が結果を出しきれなかった。それでも木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)のブラガ戦ではFWジェコ、FWマジョラルらがしっかりと結果を出して快勝し、ベスト16進出を決めた。悪い流れを断ち切って苦手の上位対決を制しにかかる。

一方、ミラン(勝ち点49)は前節ミラノ・ダービーでは相手GKハンダノビッチの好守連発にも阻まれ、リーグ戦連敗となってインテルとの勝ち点差を4に広げられてしまった。ここで敗れるようだとズルズル行きそうなだけに踏ん張り所となる。そのミランはELではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に数的優位となった中、何とか1-1で引き分けアウェイゴール差で辛くも勝ち上がった。芳しくない試合が続く中、ローマ相手に勝利を取り戻せるか。

守護神の躍動に加え、FWルカクとFWラウタロのゴールでミランに快勝とした首位インテル(勝ち点53)は、11位ジェノア(勝ち点26)とのホーム戦に臨む。ダービーを制し、独走態勢に入りつつあるインテルはバッラルディーニ監督就任後、調子を上げここ7試合負けのない好調ジェノアを下してミランにプレッシャーをかけられるか。

FWロナウドの2発でクロトーネに勝利し公式戦連敗を止めた3位ユベントス(勝ち点45/1試合未消化)は、久々に1週間の調整期間があった中、9位ヴェローナ(勝ち点34)とのアウェイ戦に臨む。FWディバラの復帰が遅れ、FWモラタもコンディションが整わない状況が続くが、首位インテルとの8ポイント差を維持するためにも負けられない一戦となる。

日本人所属のサンプドリアとボローニャはそれぞれ格上のアタランタ、ラツィオと対戦する。まずはDF吉田の所属する10位サンプドリア(勝ち点30)が5位アタランタ(勝ち点43)をホームに迎える一戦。前節ラツィオ戦では3バックの中央でスタメンとなった吉田だったが、ハーフタイムで交代となってしまった。チームはそのまま0-1で敗れたが、吉田は引き続きスタメンのチャンスを得られるか。

対するアタランタは前節ナポリ戦を制した後、水曜にチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を戦い、0-1と敗戦した。前半に退場者を出したことが響き、終盤の被弾で押し切られてしまった。疲弊する戦いを強いられた中、リーグ戦3連勝となるか。

続いてDF冨安の所属する12位ボローニャが6位ラツィオ(勝ち点43)をホームに迎える一戦。前半31分に退場者を出しながらもサッスオーロに何とか1-1で引き分けたボローニャ。貴重な勝ち点1をもぎ取った中、格上のラツィオ撃破となるか。

対するラツィオは前節サンプドリア戦を制してリーグ戦ここ8戦で7勝とした。しかし、勢いを持って臨んだはずのバイエルン戦ではまさかの1-4と惨敗。ショックの大きい敗戦を喫したが、切り替えることはできるか。

アタランタに敗れて7位に後退したナポリ(勝ち点40)は15位ベネヴェント(勝ち点25)とのホーム戦に臨む。ELではグラナダ相手に2-1と勝利するも2戦合計スコアで及ばなかった。ガットゥーゾ監督のクビが迫るが、1stマッチでゴールの共演があったインシーニェ兄弟の対決にも再び注目したい。

◆セリエA第24節
2/27(土)
《23:00》
スペツィアvsパルマ
《26:00》
ボローニャvsラツィオ
《28:45》
ヴェローナvsユベントス

2/28(日)
《20:30》
サンプドリアvsアタランタ
《23:00》
インテルvsジェノア
ウディネーゼvsフィオレンティーナ
クロトーネvsカリアリ
《26:00》
ナポリvsベネヴェント
《28:45》
ローマvsミラン