プレミアリーグ第26節、トッテナムvsバーンリーが2月28日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で圧勝した。
 
現在、9位のトッテナム(勝ち点36)は前節、ウェストハムとのダービーに惜敗して直近のリーグ戦6試合で5敗と低迷。15位のバーンリー(勝ち点28)をホームで迎え撃ったこの一戦では2試合ぶりの白星を目指した。
 
控え中心のスカッドで臨んだ直近のヨーロッパリーグ(EL)ではヴォルフスベルガーを4-0で圧倒し、順当にラウンド16進出を決めた。なお、ウェストハム戦からは先発3人を変更。タンガンガ、ダイアー、ラメラに代えてオーリエ、アルデルヴァイレルト、ベイルが起用された。
 
試合は開始早々に動く。2分、相手陣内左サイドでボールを受けたソン・フンミンが右足インスウィングの低いクロスをゴール前に入れると、ギリギリでオフサイドをかいくぐったベイルが右足のワンタッチで合わせて公式戦2試合連続となる今季リーグ戦2点目とした。
 
先発に抜擢したベイルが早速結果で応えたトッテナムは失点以降、前がかりになるアウェイチームの攻勢に晒される一方、幾度もカウンターチャンスが訪れる。6分にケインが際どいミドルシュートを放つと、10分にはソン・フンミンとのパス交換で中央を破ったルーカス・モウラがゴール前まで持ち込んで鋭いシュートを枠に飛ばすが、これはGKポープのビッグセーブに阻まれる。
 
それでも先制点に気を良くするウェールズ代表FWが再び魅せる。15分、自陣ボックス手前でボールを受けたベイルから絶妙なフィードが左サイドのスペースに走り込むケインに通る。ケインは冷静にボックス内まで運んで右足を振ると、DFタルコウスキにディフレクトしたボールがゴールネットに突き刺さった。
 
狙っていた形から追加点を奪ったトッテナムは以降も相手を自陣に引き込みながら鋭いロングカウンターで決定機を創出する。31分にはベイルのサイドチェンジを受けたレギロンの左サイドからのクロスがDFに当たってゴール前にこぼれると、これをルーカスが足元で収めて左足の鋭いシュートをゴール左隅に突き刺し、リーグ2試合連続ゴールとした。
 
自慢の攻撃陣の躍動によって効率よく得点を重ねたホームチームは、以降も相手の反撃をきっちり撥ね返し続けて前半を3点リードで終えた。
 
後半はやや省エネモードの入りを見せたトッテナムだが、完全復調の気配を漂わすベイルの勢いが止まらない。55分、左サイドのハーフウェイライン付近から持ち上がったソン・フンミンが中央からニアへ斜めのランニングでDFを引っ張ったルーカスの空けたスペースに走り込むベイルへ丁寧なパスを通す。ベイルはワントラップから絶妙な左足のシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺し、試合を決定づける4点目を挙げた。
 
その後、66分にルーカスに代えてデレ・アリ、70分には殊勲のベイルを下げてラメラをピッチに送り込んだトッテナムだが、以降も攻撃の手を緩めない。71分にはケインの強烈なミドルシュート、73分にはソン・フンミンと決定的なシュートを放っていくが、いずれもGKポープの好守に阻まれた。
 
5点目こそ奪えなかったものの、アウェイチームの終盤のパワープレーを冷静に撥ね返し続けたトッテナムがクリーンシートで試合を締めくくり4-0の圧勝。怪物ベイルが完全復活の兆しを色濃く示した実りある内容でリーグ3戦ぶりの白星を手にした。