ラ・リーガ第27節、セビージャとベティスによるセビージャ・ダービーが14日にサンチェス・ピスフアンで行われ、ホームのセビージャが1-0で勝利した。
 
4位のセビージャ(勝ち点48)は前節、格下エルチェに競り負けてラ・リーガ連敗。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではドルトムントとの敵地での2ndレグで粘りを見せるも2-2のドローに終わった結果、2戦合計4-5で無念の敗退となった。先日のコパ・デル・レイ、CLと1週間に2つのコンペティションからの敗退を味わった失意のチームは、仕切り直しのダービーで直近のドルトムント戦とほぼ同じスタメンで臨んだ。
 
対する6位のベティス(勝ち点42は直近のラ・リーガ4連勝と好調を維持。前節はボルハ・イグレシアスのドブレーテの活躍により、アラベス相手に2点差をひっくり返す3-2の逆転勝利を手にした。敵地でのダービーでは重鎮ホアキンがベンチスタートも、主砲イグレシアスがスタメンに復帰した。
 
前回対戦を1-1のドローで終えた今季2度目のダービーはコンディションで勝るアウェイチームが勢いを持って試合に入る。立ち上がりからハイプレスで相手のビルドアップに強い制限をかけると、9分にはイグレシアスのミドルシュートでGKブヌのセーブを強いる。さらに、前にこぼしたボールにカナレスが詰めるが、ここは押し込むことができない。
 
一方、カウンターを主体に先制点を狙うセビージャは17分、オカンポスのスルーパスにタイミング良く抜け出したエン=ネシリがボックス左まで持ち込んで左足のシュートを狙うが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。
 
以降は再びベティスペースで試合が進んでいくが、ホームチームが相手の背後を見事に突いて先にゴールをこじ開ける。27分、自陣低い位置でのボール奪取から右サイドで少し運んだヘスス・ナバスが狙いすましたロングフィードを相手最終ラインの背後に出すと、これに反応したエン=ネシリがボックス右で飛び出したGKを右に持ち出してかわす。うまくシュートコースを消されたかに思われたが、モロッコ代表FWはほぼ角度のないところから見事な右足のシュートを流し込んだ。
 
その後、フェキルやイグレシアスがゴールに迫るもホームチームの1点リードで折り返した試合は後半も手数をかけて攻めるベティス、堅守速攻で2点目を狙うセビージャという構図の下でダービーらしい緊迫感のある攻防が繰り広げられる。
 
その拮抗した展開の中、ビハインドを追うベティスはルイバル、グアルダードに代えて切り札のホアキンとフアンミを65分に同時投入。対するセビージャもスソとパプ・ゴメスの小兵コンビに代えてラキティッチ、オリベル・トーレスとフレッシュな選手を投入する。
 
73分にはベティスがFKの場面でゴール前でこぼれ球に反応したフアンミがワンタッチでゴールネットを揺らすが、ここは味方のビクトル・ルイスが競り勝ったボールということでオフサイドの判定となり、ゴールは認められない。さらに、80分にはボックス左で仕掛けたアレックス・モレノからのクロスにゴール前でフリーのイグレシアスが反応するが、クロスの軌道がわずかに高く頭で叩きつけることができなかった。
 
その後、セビージャが完全に逃げ切り態勢に入った中で88分にはボックス内に抜け出したイグレシアスの粘りから相手DFレキクのクリアが倒れたイグレシアスの足に当たってゴールへ向かうが、ここはゴールカバーに入ったジエゴ・カルロスのクリアによって事なきを得る。
 
試合最終盤にはイエローカードが乱れ飛ぶダービーらしいバチバチとした肉弾戦となるが、ラストプレーでフェキルが放った左足のミドルシュートはわずかに枠の左に外れ、試合はこのままタイムアップ。この結果、ホームでダービーを制したセビージャが公式戦5試合ぶりの白星を手にした。

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