かつてユベントスでプレーした経歴を持つ元イタリア代表FWマルコ・ボリエッロ氏が、ユベントスで苦しむアンドレア・ピルロ監督の現状を嘆いている。『フットボール・イタリア』が伝えた。

ユベントスは昨夏、スクデットを獲得したもののチャンピオンズリーグ(CL)で敗退したこと、選手との対立が噂されていたことからマウリツィオ・サッリ前監督を解任。後任として、クラブのレジェンドであるアンドレア・ピルロ氏を指揮官に迎えた。

しかし、これまで指揮官経験のなかったピルロ監督の下で臨んだ今シーズンは苦戦。CLはグループステージ首位で決勝トーナメントに進出こそしたものの、ラウンド16でポルトに屈し敗退となった。

現在リーグ3位のセリエAでも取りこぼしが目立つシーズンを送っており、21日に行われたセリエA第28節では下位のベネヴェントに敗戦。9シーズン連続で維持してきたリーグ王者の座が揺らいでいる。

こうした不甲斐ない戦績を受け、ピルロ監督やクラブ上層部に対してはファンやメディアからの批判が殺到。一部メディアからは、今後数試合の結果次第でピルロ監督が解任されるとも報じられている。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたボリエッロ氏は、ミランやユベントスでチームメイトだったピルロ監督の現状を憂慮。指揮官就任のオファーを引き受けるべきではなかったと語った。

「彼が犯した唯一のミスは、昨年の夏に起こったんだ。もちろん、オールド・レディ(ユベントスの愛称)からの誘いに対して、『ノー』と答えるのが難しいのは理解している」

「しかし、もし私がピルロだったら引き受けなかっただろう。一歩下がり、U-23のチームで指導者キャリアをスタートさせていたはずだ。それが、彼が犯した唯一のミスだと思う」