ドルトムントがノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(20)の今夏移籍を避けようと法外な売値を設定したようだ。

昨年1月にザルツブルクからドルトムント入りしたハーランドはここまで公式戦49試合の出場で49得点とドイツでも類稀な得点力を発揮。今季もここまで31試合の出場数を上回る33得点の驚異的な数字を叩き出しており、ユナイテッドとシティのマンチェスター勢やチェルシー、レアル・マドリー、バルセロナら錚々たる有力クラブが関心を抱いているといわれる。

しかし、当然ながらハーランドの残留を望むドルトムントにも今夏の獲得を目指す他クラブを牽制しようとする動きがある様子。アメリカ『ESPN』によると、ハーランドと2024年夏まで結ぶ契約のなかに来夏から有効な7500万ユーロ(約96億9000万円)のリリース条項があるドルトムントは今夏の移籍金として、1億8000万ユーロ(約232億7000万円)前後を求めているというのだ。

そのドルトムントは昨夏にも強気姿勢でイングランド代表FWジェイドン・サンチョの移籍をブロックしており、獲得に動いたユナイテッドに移籍金1億2000万ユーロ(現レートで約155億1000万円)を頑なに要求。そうした強固なスタンスで今夏に繰り広げられるであろうビッグクラブ勢のハーランド争奪戦をも切り抜け、来季も戦力としてクラブにとどめたいものとみられる。

なお、1億8000万ユーロという額はパンデミック下の移籍市場においてより法外なものに。7%の減収を記録して、オーレ・グンナー・スールシャール監督が現実的になる必要性を説くユナイテッドや、11億ユーロ(約1422億6000万円)の負債が判明したバルセロナもドルトムントの要求に応じ難いとされ、現時点で図抜けた資金力を有するシティ優勢との見方が強いようだ。