サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決めたハットトリックだ。

マンチェスター・ユナイテッドで大ブレイクを果たしたC・ロナウドは、レアル・マドリー、そして現在所属するユベントスでも驚異的な速度でゴールを量産している。

2021年3月14日に行われたセリエA第27節のカリアリ戦では、通算公式戦ゴール数の記録を更新する圧巻のハットトリックを記録している。

まずは0-0で迎えた10分、右からのコーナーキックに抜群の跳躍力からヘディングを合わせて、先制ゴールを挙げる。

続いて25分、C・ロナウドが自ら獲得したPKを冷静に沈め、2点目をマークする。

最後は32分、左サイドから攻めた味方からのパスをボックス内右でC・ロナウドが受けると、鮮やかなシザースでDFを釘付けにし、左足で強烈なシュートをゴールに突き刺してハットトリックを達成してみせた。

このハットトリックで公式戦での通算ゴール数を「770」としたC・ロナウド。これにより、それまで記録とされていたペレ氏の「767」ゴールを上回り、世界一のゴール数を達成している。