ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムがチャンピオンズリーグ(CL)の歴史に名を刻んだ。

ドルトムントは14日、CL準々決勝のマンチェスター・シティ戦2ndレグに臨んだ。アウェイでの1stレグを2-1で落として迎えたこの一戦では、15分にベリンガムのゴールで先制に成功。この時点でアウェイゴールを奪っているドルトムントが優位な状況となる。

しかし、試合を折り返した55分にPKで失点すると、75分にも追加点を許し万事休す。結局、合計スコア2-4でドルトムントの敗退が決まった。

敗戦の一方でスポットライトが当たっているがベリンガムだ。昨シーズンまでバーミンガムに在籍していた同選手は、多くのビッグクラブが獲得に動いた中で移籍金2500万ポンド(約34億7000万円)でドルトムントに移籍。期待に違わぬパフォーマンスで瞬く間に主力としての地位を確立すると、昨年11月には史上3番目の若さでイングランド代表デビューを果たした。

そして今回、17歳289日でCL初得点を記録したベリンガムだが、『Opta』によると、同大会のノックアウトステージにおいては史上2番目の若さでの初ゴールになったという。現在の最年少記録は、2008年4月、当時バルセロナに所属していた元スペイン代表FWボージャン・クルキッチがシャルケ戦で決めたゴール(17歳217日)となっている。

ベリンガムは他にも、18歳未満でCL10試合出場に到達した2人目の選手に。今大会が初出場だった17歳は、グループステージ初戦のラツィオ戦から出場を続け、今回のシティ戦2ndレグでちょうど10試合目を記録。1人目は、2014年に当時アンデルレヒトに所属していたベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスだ。

なお、イギリス人選手としては、元イングランド代表FWセオ・ウォルコットを抜く最年少記録に。同選手は当時アーセナルでプレーしていた2008年に、18歳341日でCL10試合出場に達していた。

ベリンガムはシティ戦後、自身のゴールを振り返り喜びを語ったが、コロナ禍でスタンド観戦できなかった家族に見てもらいたかったと心中を吐露。また、個人的な記録よりもチームの勝利が重要だとも話した。

「チャンピオンズリーグでの初ゴールを決められたことは素晴らしい気分だよ。チームメイトと一緒にお祝いするつもりだけど、母や父、兄弟にも来て欲しかった。個人的には素晴らしい瞬間だけど、勝利こそが重要で、今夜はそれができなかった」