バルセロナのロナルド・クーマン監督が、クラブが参戦を表明しているヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)について言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

18日、ヨーロッパの12のクラブが欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に対抗するものとしてESLを構想。これが大きな話題を呼んでいた。

各方面からの強い反発、そしてファン・サポーターとの間にかつてない溝を生んでしまったESL構想。その結果、20日にはプレミアリーグの6クラブが撤退を表明。さらに、21日にはアトレティコ・マドリー、インテル、ミランが撤退。ユベントスは、撤退こそ表明しないものの、計画が破綻してしまったことを発表していた。

そんな中、クラブとしての姿勢をまだ示していないバルセロナ。22日に行われるラ・リーガ第31節のヘタフェ戦に向けた記者会見に出席したクーマン監督は、この件が表明されてから初めて公の場に。ESLについて問われることとなった。

クーマン監督は今回の件について、会長から話は聞いているとしながらも、多くを語るべき状況ではないと語った。

「昨日、スーパーリーグについて会長と話をした。彼は私にクラブの立場を説明してくれたが、これだけの動きがあった後では、意見を言わない方が良いだろう」

「色々なことが起こり、多くのチームが去っていったが、私が望むことはクラブにとってベストなことだ」

また、自身がこの件を説明する役割ではないとし、ジョアン・ラポルタ会長に聞くべきだと語った。

「私はスポークスパーソンではない。それは会長だ。私の仕事は試合の準備をすることだ」

「このトピックには、非常に多くの動きがあり、どのように終わりを迎えるのかを待たなければならない」

「私は驚かない。クラブのために最高のものを望んでいる。これについて話すべき人が居るとすれば、明らかに会長だ」

そもそも、多くのことは聞いていないとし、「私が聞いた唯一のことは、会長が私に電話をし、説明したということだ。彼が選手たちに何を言ったかはわからないが、明日の試合にしか興味はない」とし、この問題よりも試合に集中したいと語った。

それでも、「ピケのツイートに同意する」と語り、ジェラール・ピケがツイッターでつぶやいた「フットボールは、ファンのもの。今日はこれまで以上に」ということに同意するとした。

また、自身の母国でもあるオランダのエールディビジとベルギーのジュピラー・プロ・リーグが合併し「BeNeLiga」になるという話も浮上しているが、その件にも触れつつ、改革する必要はあってもやってはいけないことがあるとした。

「オランダとベルギーでは、リーグの統合について話し合っており、クラブの会長が将来について考えるのは普通だが、サッカーでは変えてはならないことがある」

さらに、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の見解に同意し、とにかく試合が多いということの問題を解決すべきだとした。

「試合の数が非常に多いというグアルディオラの発言に同意する。誰もがスーパーリーグについて話し、チャンピオンズリーグとUEFAは全てについて話すが、彼らはクラブ、監督、選手の話を聞いてはいない」

「最も重要なことは彼らのためのお金だ。スペインでもたくさんの試合があり、明日のように午後10時にプレーする試合の時間は、サッカーには最適ではない。まず第一に、サッカー選手を守らなければいけない」