来季からローマの新監督に就任することが決まったジョゼ・モウリーニョ氏に、かつて同クラブに最後のスクデットをもたらしたファビオ・カペッロ氏がアドバイスを送っている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

4日、ローマからパウロ・フォンセカ現監督のシーズン終了後の退任と、それに伴うモウリーニョ氏の就任が発表された。マウリツィオ・サッリ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏などイタリア人指揮官の名前が候補に挙がっていた中、4月半ばにトッテナムを解任となったポルトガル人指揮官のスピード就任には、誰もが驚いた。

同氏のセリエA復帰は、2009-10シーズンにトレブルを達成したインテル以来12年ぶり。「これから数年間、共に勝利のプロジェクトを構築していきたいと思っている」と、新監督は高らかに宣言したが、かつてローマを1999年から5年間指揮し、00-01シーズンには同クラブにとって最後のスクデットをもたらしたカペッロ氏は、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューにおいて、ローマというクラブや街でフットボールに身を投じる難しさを説き、アドバイスを送っている。

「ローマに関わると誰もが火傷する。あそこは世界で最も美しい街だが、フットボールをするにはとりわけ難しい場所でもある」

「忍耐というものは、一般的に考えられているのとは逆にそれほど多くはない。敗戦の理由は評価されないことがほとんどだ」

「すべての鍵となるのは、しっかりとしたスタッフを持ち、監督を手助けする選手たちのグループを作ることだ。誰に対しても、何に対しても、一致団結したグループ。それが私のやったことだ」

一方で、百戦錬磨の指揮官を招へいしたクラブの仕事ぶりには称賛の言葉を送っており、モウリーニョ氏に関しても野望を持った偉大な監督であると、大きな期待を寄せた。

「ローマの熱気を一気に高めた、非常に印象的な人事だ」

「もう言い訳はできない。ローマはナンバーワンで、全てを勝ち取った経験のあるプロフェッショナルな監督を手にした」

「結果を重要視すべきで、彼がここ数年で3度の解任に遭ったことも忘れてはならない。しかし、彼は非常に聡明な人物であり、再び主役になりたいという願望が決定的なものになると私は確信しているよ」