今季限りでバイエルンを退団するオーストリア代表DFダビド・アラバが、クラブの公式インタビューで改めて胸の内を語った。

2008年にバイエルンの下部組織に入団したアラバは、2010年1月にトップチームデビュー。2011年1月から半年間、ホッフェンハイムにレンタルで移籍した期間を除き、これまでバイエルンで公式戦428試合に出場して33ゴール53アシストを記録。2度のチャンピオンズリーグ優勝、9度のブンデスリーガ優勝、6度のDFBポカール優勝と、バイエルンの数々のタイトル獲得に大きく貢献してきた。

6月末で現行契約が満了を迎えることから、以前から退団の噂は仕切りに上がっていたが、2月16日に正式に今季限りでの退団が発表された。その際は「13年間ここに居たから簡単な決断ではなかった」とコメントしていたオーストリア代表DFだが、この度、改めて胸中を明かした。

「何かが終わるときはいつも難しいものだ。でも僕がここで常にホームのようにくつろいでいたことは間違いない。クラブと対立したわけではなく、何か新しいことをして、もう一歩前進してみたいと思って下した決断なんだ」

「成長するためには"コンフォートゾーン"を離れなければならない。バイエルンでは、ピッチ上での期待は、経営陣からも、ドレッシングルームからも、そして自分自身からも、常に極限に達している。未知の世界に身を置くことで、再び成熟することができるんじゃないかって思ったんだ」

「まだバイエルンでの特別な時間を振り返る日は残されている。この数年間は本当にファンタスティックだったよ」

なお、アラバの移籍先候補としてはレアル・マドリーが有力と見られており、複数の報道によれば、年俸1200万ユーロ(約15億7700万円)の5年契約が結ばれる見込みとのことだ。