現役時代にラツィオやユベントスでプレーしたパオロ・ディ・カーニオ氏が、来季からローマの指揮官に就任するジョゼ・モウリーニョ氏を酷評している。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えた。

4日、ローマからパウロ・フォンセカ現監督のシーズン終了後の退任と、それに伴うモウリーニョ氏の就任が発表された。マウリツィオ・サッリ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏などイタリア人指揮官の名前が候補に挙がっていた中、4月半ばにトッテナムを解任となったポルトガル人指揮官のスピード就任には、誰もが驚いた。

イタリアでモウリーニョ氏と言えば、2009-10シーズンにインテルを率いて同国史上初のトレブル(セリエA、コッパ・イタリア、CL優勝)を達成した監督として認知されているが、そんな名将をこき下ろしたのが、ローマとは強烈なライバル関係にあるラツィオOBのディ・カーニオ氏だ。イタリア『スカイ・スポーツ』で解説者としての肩書を持ち、歯に衣着せぬ物言いで知られている。

『フットボール・イタリア』によると、モウリーニョ氏のローマ監督就任を受けて、ジャッロロッシのサポーターである友人に残した電話メッセージがYouTubeで流出。その内容は、同氏を痛烈に非難するものだった。

「最悪の中の最悪を招へいしてしまったようだね。この瞬間にビッグネームが必要だったのはわかるが、終わった選手と契約するのと同じだ。モウリーニョは金の貰える仕事がしたかっただけだ」

「この4年で3回もクビになり、性格の不一致という理由でどのクラブからも追い出された。以前はキャラクターの良さだけが取り柄だったのに」

「今、トッテナムが彼を追い出したのは、その結果と、資金を投じて2年をかけてもチームを別のレベルに引き上げられなかった無能さからだ」

「ローマを取り巻く環境を考えれば、彼は問題ないし、誰もが期待しているかもしれないが、私は彼が最悪の監督だと言っている。彼はあらゆる面で終わっているのだ」

「彼はフットボールなどしていない。アンチフットボールだ。論争が起これば良い記事材料になるため会見を楽しめるかもしれないが、言っておく。チームを再建するには、彼は最悪の人材だ」

「7年前まではペップ・グアルディオラよりも好きだったからこそ、そう言えるのだ」