残り4試合となるプレミアリーグ。前節にも優勝の可能性があったマンチェスター・シティだが、2位のマンチェスター・ユナイテッドが、オーナー一家への反発を示した一部の過激サポーターによるスタジアム乱入で安全の確保が難しくなり、予定されていたリバプール戦が延期に。これに伴い、シティの優勝もひとまず繰り越しとなった。

それでも今節勝てば自力優勝が決まる中、その相手はチェルシー。両者は先月行われたFAカップ準決勝でも対戦したが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝もこのカードとなった。イングランド勢による決勝戦は2年ぶり3度目のことで、今節の一戦はその前哨戦との見方が強いものとなっている。

優勝を早いところ決めてCL決勝に備えたいシティ(勝ち点80)は、勝てばプレミアリーグ5度目の優勝。チェルシーの記録に並ぶことになる。今季はここまで34試合で18回のクリーンシートを達成しているが、すでに昨シーズンよりも1回多く、同リーグの最高記録である2018-19シーズンの20回にあと2回と迫っている。

クリーンシートで言えばチェルシー(勝ち点61)も目を見張るものがあり、トゥヘル監督就任以降はリーグ戦15試合中11試合が無失点。さらにアウェイ戦では公式戦11試合無敗を貫いている。日程的には中3日のシティに対し、チェルシーは中2日と不利な状況だが、4位以内を死守するためにもFAカップ準決勝の再現を試みたい。

リバプール戦が13日に延期となったユナイテッド(勝ち点67)はアウェイでアストン・ビラと対戦。プレミアリーグでは過去44試合で一度しか負けていない(32勝11分け)相手で、今回の舞台となるビラ・パークでは1995年8月にリーグ戦で敗れて以降、21戦無敗となっている。また、プレミアリーグのアウェイ戦では現在24戦無敗(15勝9分け)で、2003年4月から2004年9月の間にアーセナルが達成した最長記録にあと3試合に迫る。なお、6日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでは、1stレグのアドバンテージを生かしてローマを退け、ビジャレアルの待つ決勝へ駒を進めている。

3位のレスター・シティ(勝ち点63)はホームにニューカッスルを迎え撃つ。プレミアリーグにおいてニューカッスル戦は過去10試合で8勝2敗。マディソンはここ3試合で得点を挙げている。5位のウェストハムとは5ポイント差をつけているものの、残りの試合がユナイテッドやチェルシー、トッテナムといったビッグマッチが並んでいるため、ここは何としても勝ち点3を積んでおきたいところだ。

初のCL出場を目指すウェストハム(勝ち点58)はエバートンとのホーム戦に臨む。第33節でチェルシーとの直接対決で敗れたものの、前節にバーンリーを下してなんとか戦線に踏みとどまった。エバートンには1月のリーグ戦で勝利を収めており、72-73シーズン以来のダブルを狙っているが、ここ12試合の戦績は1勝4分け7敗と大きく負け越している。

CL出場権獲得に望みをつなげたい7位リバプール(勝ち点54)はホームでサウサンプトンと対戦する。南野拓実にとっては初めての古巣戦だ。その南野がまだリバプールにいた1月の対戦では、イングスのゴールでセインツが勝利。03-04シーズン以来2度目のダブルを目指す。だが、アンフィールドではリバプールが過去6試合は4勝2分け。そのうち直近3試合ではサラーが5得点を挙げている。

◆プレミアリーグ第35節
5/7(金)
《28:00》
レスター・シティ vs ニューカッスル

5/8(土)
《20:30》
リーズ vs トッテナム
《23:00》
シェフィールド・ユナイテッド vs クリスタル・パレス
《25:30》
マンチェスター・シティ vs チェルシー
《28:15》
リバプール vs サウサンプトン

5/9(日)
《20:00》
ウォルバーハンプトン vs ブライトン
《22:05》
アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド
《24:30》
ウェストハム vs エバートン
《27:00》
アーセナル vs WBA

5/10(月)
《28:00》
フルアム vs バーンリー