明治安田生命J1リーグ第16節、湘南ベルマーレvs川崎フロンターレが26日にレモンガススタジアム平塚で行われ、1-1の引き分けに終わった。

湘南は前節アウェイでアビスパ福岡と対戦し、先制しながらも逆転負け。8戦負けなし後に2連敗と苦しい流れとなっており、2戦連続の複数失点からの立て直しを図りたい今節は先発を4人変更。最終ラインには4試合ぶりに大野が入り、右のウイングバックには畑が今季初めてスタメンに名を連ねた。

前節は横浜FCをホームに迎え、3-1で勝利した川崎F。23戦負けなしとリーグ記録を更新して2戦連続の神奈川ダービーに臨む今節は、5人メンバーを入れ替えた。ジェジエウ、登里、家長、レアンドロ・ダミアン、三笘が外れ、車屋、脇坂、遠野、小林、長谷川が入った。

戦前の予想通り川崎Fがボールを握り、短いパスの中に長いボールでアクセントを加えてチャンスメイク。13分に最終ラインからの斜めのボールを遠野が受け、高橋をかわしてカットインから左足で狙うも枠の右へ外れた。

対する湘南は15分に縦に早い攻撃を見せる。自陣で畑が相手をいなして前につけると全速力でオーバーラップ。再びボールを受けて深い位置からクロスを入れるも、精度を欠いて繋がらず。21分には右サイドのFKで池田のキックにファーでウェリントンが戻りながら頭で合わせるも、枠を捉えることができなかった。

湘南はコンパクトな守備陣形を保ちながら素早いアプローチを仕掛けるも、川崎Fがそのプレスをかいくぐって中央に基点を作る。30分、脇坂がボール受けると、右に開いた遠野へパス。そのクロスを小林が頭で合わせるも、枠の右にそれてしまった。

続く34分には、脇坂からの浮き球にボックスへ走り込んだ長谷川がヘディングシュート。こちらも枠の上に外れ、試合はゴールレスで折り返した。

後半の立ち上がりに、セットプレーの流れから湘南にチャンス。ウェリントンのポストプレーは未遂となるも、こぼれ球を池田がダイレクトでたたく。抑えの利いたシュートだったが、わずかに枠の左へ外れた。

川崎Fに負けじとボールをつないで攻め込む湘南は53分、プレッシャーが甘いと見るや、ウェリントンがボックス手前の右から狙うが、これも枠の左へ外してしまう。

プレッシングの強度が落ち始めたと感じた鬼木監督は3選手の交代を準備。しかし、プレーが途切れないまま時間が経過し、良い流れをつかんでいた湘南が先手を取った。

56分、ウェリントンが落としたボールに走り込んできた池田がペナルティエリアの手前から力のこもったシュートを放ち、ディフレクションしたボールに高橋が反応。これはGKチョン・ソンリョンに防がれたが、こぼれ球を山田が頭で押し込んでネットを揺らした。

失点直後にようやく交代が可能となった川崎Fは、遠野、長谷川、脇坂に代えて家長、三笘、橘田を投入。さらには、ジョアン・シミッチに代えてレアンドロ・ダミアンを送り出し、攻勢を強める。

そして迎えた69分、左サイドから旗手が柔らかいクロスを送ると、レアンドロ・ダミアンがGK谷に競り勝ってネットを揺らす。だが、VARからの助言が入り、オンフィールドレビューの結果、競り合いの際にレアンドロ・ダミアンの手が掛かっていたとしてファウルの判定に。交代が奏功したかのように思われたが、ゴールは取り消しとなった。

猛攻が実ったのは82分。山根が旗手とのワンツーでボックスに侵入し、ダイレクトで縦パス。これを受けたレアンドロ・ダミアンはつま先でボールを軽く浮かせて、舘を背負った状態からオーバーヘッドでゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻した。

劣勢に陥っていた湘南も勝ち越しゴールを狙いにいく。84分、途中出場の岡本が上げたクロスにウェリントンが頭で合わせるが、GKチョン・ソンリョンに阻まれる。さらに、これで得たCKではサインプレーを使い、ゴール前でフリーになった山田が狙うも、強烈なシュートは枠の右へ外れてしまう。

逆転を狙う川崎は後半のアディショナルタイムに家長が相手のチェックをものともせずにボールを運び、ボックスの左角から得意の左足を振り抜くもGK谷に阻まれた。

終盤まで攻撃的な姿勢を保ち続けた両チームだったが、以降は互いにゴールを割れず。湘南は連敗を2で止め、川崎Fは24戦負けなしと記録を伸ばしつつ、開幕からの不敗記録もJ1記録に並ぶ「19」とした。

湘南ベルマーレ 1-1 川崎フロンターレ
【湘南】
山田直輝(後11)
【川崎F】
レアンドロ・ダミアン(後37)

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