バイエルンのレジェンドであるバスティアン・シュバインシュタイガー氏が、古巣の新指揮官となるユリアン・ナーゲルスマン監督への期待と課題を語った。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

ナーゲルスマン監督はホッフェンハイムを経た後、2019年夏にライプツィヒの指揮官に就任。初年度からリーグ戦で3位フィニッシュ、チャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初のベスト4入りを達成すると、今季もブンデスリーガ2位に導くなど辣腕を発揮した。

こうした実績を評価され、ハンジ・フリック監督の退任が決定していたバイエルンがオファー。契約解除金の2500万ユーロ(約32億6000万円)をライプツィヒに支払ったことで、33歳の青年指揮官のバイエルン行きが決定した。

ユース時代からバイエルンで過ごし、現役時代は同クラブで公式戦通算500試合出場68ゴール100アシストの成績を残したシュバインシュタイガー氏も、ナーゲルスマン監督の手腕を高く評価。一方で、これまでナーゲルスマン監督が主要タイトルを獲得していない点を懸念してもいる。

「ナーゲルスマンはライプツィヒでチームを鍛え上げ、2年目のシーズンはさらに良くなった。彼にはバイエルンの指揮官としての資質があると思う。ただ、タイトルを持たずにミュンヘンに来た以上、そう簡単にはいかないかもしれない」

「最初のうちは、選手たちが彼をテストするだろう。戦術的にどうプレーさせるつもりか、局面をどう判断するか、彼に何がどこまでできるかをチェックされるはずだ。バイエルンのドレッシングルームには、ほぼすべてのタイプの監督を経験した選手たちがいるからね」

「とはいえ、私はバイエルンの選手の誰もが悪質だとは思わない。バイエルンにおいてはそんなことはないんだ。だから、ナーゲルスマンにとっては非常に興味深いものになるだろう。ワールドクラスの選手と一緒に仕事ができるのだから、とても良いことだ」

また、シュバインシュタイガー氏は、今夏にバイエルンからDFジェローム・ボアテング、DFダビド・アラバ、MFハビ・マルティネスが去ることに言及。経験豊富な選手が一斉に去ることで、チームは打撃を負うだろうと語っている。

「3人の選手は、タイトルを獲得する方法をよく知っていた。だから、入れ替えるのは難しいね。彼らはすべての監督、チームメイトにとっての贈り物になるだろう。そしてバイエルンにとっては、質的にも大きな損失となる。私はクラブが正しいことをして、適切な選手を新たに獲得すると祈っているよ」

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