スペインのプロフェッショナルレフェリーであるアントニオ・マテウ・ラオス氏(44)がユーロ2020後にレフェリーを引退することを明かした。イギリス『SPORTBIBLE』が伝えている。

先日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝、マンチェスター・シティvsチェルシーにおける見事なレフェリングが称賛を集めたマテウ・ラオス氏。

しかし、ヨーロッパ屈指のレフェリーとして知られる同氏は今月開催されるユーロ2020をもって審判員からの引退の意向を明らかにした。

バレンシア出身のマテウ・ラオス氏は1992年にレフェリーとしてのキャリアをスタート。その後、テルセーラ・ディビシオン、セグンダ・ディビシオンでの下積みを経て、2008年からプリメーラでレフェリーデビュー。2011年からは国際審判員としても活躍を続けていた。

ラ・リーガにおいては自身の出身州に所属するクラブ以外の試合を裁くという規則によって、レアル・マドリーやアトレティコ・マドリー、バルセロナ、セビージャなどのビッグクラブの試合を担当することが多く、時にはカードの乱発に加え選手たちと同様に熱くなりすぎるきらいがあり、選手以上に“主役”を演じる試合も目立った。

それでも、これまで通算6度のエル・クラシコを担当し、国際舞台においても2016年のリオデジャネイロ・オリンピック、2018年のロシア・ワールドカップ、CLやヨーロッパリーグ(EL)など多くの試合を裁いてきた。

ラ・リーガファンにとっては愛憎相半ばする名物レフェリーだったが、今回のユーロが自身最後の檜舞台となる。とはいえ、そのラスト舞台では“主役”ではなく、先日のCL決勝のように“名脇役”としての活躍を期待したい。

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