CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ネーションズリーグ決勝のアメリカ代表vsメキシコ代表が6日に行われ、3-2で勝利したアメリカが優勝に輝いた。

今回が初開催となるCONCACAFネーションズリーグ。UEFAネーションズリーグを参考にした大会で、連盟に所属している42カ国のうち、2018年のワールドカップ北中米カリブ海予選で5回戦まで進んだ通称“ヘキサゴナル”と呼ばれる6カ国(アメリカ、パナマ、ホンジュラス、コスタリカ、メキシコ、トリニダード・トバゴ)を除いた34カ国による予選が2018年9月から始まった。

この結果をもとに、UEFAネーションズリーグのようにリーグAからリーグCまで組み分けられ、リーグAに入ったヘキサゴナルを含む12カ国が本選のグループステージ参加権を獲得。そして、その12カ国を3チーム4グループに分けたグループステージが2019年10月から11月にかけて行われた。

その結果、各グループで首位となったアメリカ、メキシコ、ホンジュラス、コスタリカが決勝トーナメントへ進出。この決勝トーナメントは、本来2020年6月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で現在まで延期に。

今月3日にようやく準決勝が行われ、ホンジュラスを1-0で下したアメリカと、PK戦でコスタリカを破ったメキシコが決勝へ進出。2019年のCONCACAFゴールドカップ決勝と同じカードとなった。

そして6日の決勝戦は、開始62秒でFWヘスス・マヌエル・コロナ(ポルト)がボックス左で相手のパスをカットし、そのままネットを揺らしてメキシコが先制する予想外のスタートを切る。

しかし、アメリカも27分のセットプレーで、左ポストに嫌われた味方のヘディングシュートのこぼれ球をMFジョバンニ・レイナ(ドルトムント)が押し込んで、同点で試合を折り返す。

後半はタイトな展開となったものの79分に、途中出場のMFディエゴ・ライネス(ベティス)のカットインからのゴールでメキシコが勝ち越し。しかしながら82分、アメリカは再びセットプレーからMFウェストン・マッケニー(ユベントス)がヘディングシュートを決めて、試合は延長戦に突入する。

そして延長後半9分、ここで試合が動く。速攻を仕掛けたアメリカは、右サイドからボックス中央のFWプリシッチ(チェルシー)にボールが渡ると、プリシッチがドリブルを仕掛けた際に、メキシコDFカルロス・サルセド(ティグレス)に倒されPKを獲得。これを自ら決めて土壇場で勝ち越すと、この後更なるドラマが。

試合終了間際の120分、メキシコのCKのシーンでMFルイス・ロモ(クルス・アスル)のヘディングシュートがDFマーク・マッケンジー(ヘンク)の手に当たり、PKを獲得。これを決めてPK戦突入かに思われたが、主将MFアンドレス・グアルダード(ベティス)のシュートをGKザック・ステッフェン(マンチェスター・シティ)がストップしてみせた。

最後の最後まで目が離せない劇的な展開となった一戦は、3-2でアメリカが制し、初代王者に輝いた。

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