レアル・マドリーは16日、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(35)の退団を発表した。

2005年にセビージャから加入して以降、誰もが認めるカピタンへ成長したセルヒオ・ラモス。公式戦671試合に出場し、101ゴールを記録し、5度のラ・リーガ制覇や、史上初の3連覇を含む4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数々のタイトルをもたらした。

101ゴールという数字からも分かるようにDFらしからぬ決定力と勝負強さを持ち合わせていたセルヒオ・ラモスだが、その中でも最も有名なゴールと言えば2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、アトレティコ・マドリー戦でのゴールではないだろうか。

マドリッドダービーとなった一戦は、アトレティコが1-0とリードして前半を終えたが、疲れの見え始めたアトレティコを前に後半はマドリーが猛攻を仕掛ける。何とか耐えていたアトレティコだが、ラストプレーとなる後半アディショナルタイム、セルヒオ・ラモスが大仕事を果たす。

マドリーが右CKを獲得すると、MFルカ・モドリッチが素晴らしいボールを供給する。そのボールはセルヒオ・ラモスのもとへ飛んでいくと、マークを振り切り完璧に頭で捉える。コントロールされたヘディングシュートは相手GKティボー・クルトワの手をかすめ、ゴール左隅に吸い込まれていった。

この土壇場でのゴールは精神的にタフなアトレティコの面々をも打ち砕く一発に。疲労の色濃いアトレティコ相手にマドリーは延長後半の15分間で3ゴールを奪い4-1で勝利。見事にデシマ (10度目のCL制覇)を達成していた。

セルヒオ・ラモスの退団が発表され、『ESPN』の公式ツイッターも「最高の瞬間の1つ」としてこのゴール動画を紹介。ファンからも「絶対に忘れない」「永遠のカピタン」「このゴールは絶叫した」「今までありがとう」など退団を惜しむ声が多く寄せられた。

マドリーは17日にセルヒオ・ラモスのお別れセレモニーを実施。マドリディスタはそこで偉大なカピタンとお別れになる。



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