明治安田生命J1リーグ第19節、柏レイソルvs浦和レッズが23日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの浦和が0-2で勝利を収めた。

前節はサンフレッチェ広島に惜敗し、7試合勝ちなしと長いトンネルに入っている柏。ウォーミングアップ中に仲間が負傷するアクシデントに見舞われ、急遽瀬川をスタメンで起用した。

一方の浦和は、前節湘南ベルマーレとホームで対戦し、主導権を握りながらもミスから失点を喫して逆転負け。中2日ということもあり、岩波、伊藤敦樹を除く9人を変更して臨んだ。

立ち上がりは高い位置でのボール奪取からチャンス作った両チーム。柏は宇賀神が自陣深い位置から出したパスをヒシャルジソンがカットし、シンプルにクリスティアーノへ。ボックス手前からのミドルはGK西川に防がれた。

対する浦和は7分、伊藤敦樹が奪って即座に汰木へと渡す。スルーパスが送られ、興梠が抜け出してGKと一対一となるが、オフサイドの判定を取られた。

大きくメンバーを入れ替えた影響からか、浦和はビルドアップがままならない。縦パスが全くと言っていいほど通らず、ことごとく柏の網に引っ掛かってしまう。

飲水タイム明けの28分、浦和は武藤がセンターサークル付近から縦のボールを送ると、興梠が受けてボックス内でキープ。味方の上がりを待ってヒールで出し、走り込んだ汰木が狙い澄まして右足インサイドで狙うも、シュートはわずかに枠の右へ外れた。

以降は守備から流れを引き寄せた浦和は、素早く取り返すことでボールを握る時間が増加。39分には伊藤敦樹が自陣でヒシャルジソンからボールを奪って持ち上がり、武藤に預けてリターンを受ける。ボックス左から狙ったシュートは、GK佐々木の守備範囲に収まった。

両チームともにハーフタイムでの交代はなくゴールレスで迎えた後半は、アウェイチームが最初に決定機を迎える。50分、トーマス・デンが持ち上がってスルーパスを送ると、最終ラインと駆け引きをした興梠がGKと一対一に。だが、ボックス右からのフィニッシュはわずかにポストの右へ外れた。

柏は57分、右サイドの高い位置からクリスティアーノがスローインを入れ、イッペイ・シノヅカがボックス右から柔らかいボールを中央へ。アンジェロッティが西川と競り合いながらも頭で合わせるも、ボール1つ分クロスバーの上へそれた。

先にベンチが動いたのは浦和。61分に興梠、武藤を下げてユンカーと小泉のゴールデンコンビを送り出す。すると、2人はファーストプレーでフィニッシュに絡む。伊藤敦樹が小泉とのパス交換でボックス左に侵入してクロスを入れると、ユンカーが収めて左足で狙うも、相手ブロックに阻まれた。

これで完全に流れを引き寄せた浦和は63分、左サイドの山中が上げたクロスのセカンドボールをボックス右で関根が回収。マイナスのパスを送ると、ペナルティアークの右から宇賀神が絶妙な右足のシュートを沈め、今季初ゴールで浦和にリードをもたらした。

追い掛ける展開となった柏は77分にボックス内で瀬川がシュート。これはトーマス・デンにブロックされ、続けざまの右CKから今度は大南がヘディングで狙う。しかし、これもGK西川にキャッチされてしまう。

ピンチの後にはチャンスあり。81分に浦和に追加点が生まれる。左CKのシーン、山中のクロスはファーサイドへ流れるものの、こぼれ球に反応した柴戸が左足を振り抜いてネットを揺らし、リードを2点に広げた。

後半のアディショナルタイムには浦和エースにビッグチャンス。神戸GK佐々木のミスフィードが小泉に渡り、ユンカーとともに二対一という状況に。最後は小泉のプレゼントパスをユンカーが流し込みにいったが、決死に戻った大南に寸前のところでブロックされた。

結局、このまま試合終了。浦和は前節の敗戦を払しょくする完勝で、リーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。一方の柏は、4連敗で8試合勝ちなしにとなってしまった。

柏レイソル 0-2 浦和レッズ
【浦和】
宇賀神友弥(後19)
柴戸海(後36)