プレミアリーグは、2000台以上の自動体外式除細動器(AED)の購入費用をアマチュアクラブや施設に寄付することを公式サイトで発表した。

この寄付のきっかけとなったのは、12日に行われたユーロ2020グループB第1節のデンマークvsフィンランドの最中に起こった、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの卒倒だ。ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置を受けた後に意識を取り戻し、しばらくの入院期間を経て現在は無事に退院しているものの、この一件は世界に大きな衝撃を与えた。

これを受けてプレミアリーグは、Football Foundationとイングランドサッカー協会(FA)と提携。第一段階として、Football Foundationが資金提供している施設のうち、救命装置を置いていない施設にAEDを設置を行い、第二段階では、独自施設を所有するアマチュアクラブがAEDの購入資金を申請できるようにするという。

この資金提供により、2000台以上のAEDが各施設に提供されることが期待されている。最初の1000台は2021-22シーズンが始まる前までに、残りは今年9月に設置される予定のようだ。1シーズンあたりに約150万人がAEDを利用できるようになる。

プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOは、エリクセンに起こった悲劇がAED設置の必要性を高めることになったと話す。

「ユーロ2020でクリスティアン・エリクセン選手が倒れた際に我々が目にした悲劇的な出来事は、サッカー界全体でAEDをより広く利用できるようにする必要性を浮き彫りにした」

「この基金は、サッカー施設を利用する多くの人々にAEDを提供するだけでなく、それを使用するために必要なトレーニングも提供する」

「悲しいことに、突然の心臓麻痺はいつでもどこでも起こりうる。より多くの施設によるAED設置が、誰かの命の救助に繋がることを願っている」

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