トッテナムがフランス代表DFジュール・クンデ(22)の獲得に向け、セビージャとクラブ間合意に至ったようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。

新シーズンに向けてセンターバックの補強を目指すトッテナムは、ボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)らと共に、早い段階からクンデを獲得候補としてリストアップしていた。

そういった中、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、トッテナムとセビージャが3000万ユーロ(約39億円)+コロンビア代表DFダビンソン・サンチェス(25)の譲渡という条件でクラブ間合意に至ったと主張している。

ただ、今夏のステップアップを示唆しているクンデ自身に関しては、現時点で態度を保留しているようで個人間の合意には至っていない。

セビージャが新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した一方、トッテナムはCLはおろかヨーロッパリーグ(EL)の出場権を逃しており、クンデにとってステップアップの移籍になり得るかは微妙なところだ。

ただ、現時点でトッテナム以外に獲得に向けた具体的な動きを見せているクラブはなく、クンデとしてはセビージャ残留や他クラブのオファーを待ちつつという対応を見せることになりそうだ。

敏腕スポーツ・ディレクターのモンチ氏の眼鏡にかなった元ボルドーDFは加入2年目となった昨シーズンも見事な成長曲線を描き、公式戦49試合に出場し4ゴールを記録した。

若かりし頃のセルヒオ・ラモスを彷彿とさせる攻撃的なセンターバックはパワー勝負、スピード勝負のいずれにおいても一線級のアタッカー相手に全く見劣らず、守備者としてはポジショニングや判断面を除いてワールドクラスの域に足を踏み入れている。さらに、攻撃面においても的確な繋ぎ、局面を変える持ち出しと著しい成長を見せている。