横浜F・マリノスは18日、新指揮官にオーストラリア人監督のケヴィン・マスカット氏(47)が就任したことを発表した。

なお、入国日に関しては調整中。入国後は所定の待機措置を経てチームへと合流するとのことだ。

マスカット監督はクラブを通じてコメントしている。

「日本で最も成功しているサッカークラブのひとつである横浜F・マリノスの監督に、就任することができとても光栄です。まずは、この機会を与えてくれたクラブに心より感謝すると同時に、アジアで最も競争力のあるJリーグで、新たな挑戦ができることをとても楽しみにしています」

「自分たちの目標を達成するために、アンジェ・ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズン力強く走り抜けられるよう力を尽くしたいと思います」

「特別なことを成し遂げるためのハードワークを共にする選手、スタッフと会えることを心待ちにしています」

マスカット監督は、メルボルン・ビクトリーで2013年10月から2019年5月まで指揮。2017-18シーズンはAリーグで優勝を経験。MF本田圭佑も指導していた。

また、2010年7月からはシント=トロイデンの監督に就任。しかし、14試合を指揮するも2勝5分け7敗と結果を残せず、12月に解任されていた。

横浜FMは、2018年にポステコグルー監督を招へい。堅守が売りだったチームスタイルから攻撃サッカーにスタイルを転向。1年目は12位に終わったが、2019シーズンは15年ぶりとなる明治安田生命J1リーグで優勝を果たしていた。

2020シーズンはリーグ戦では9位と中位に終わったが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではクラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たすなど一定の結果を残すと、今シーズンはここまで16試合を戦い勝ち点34で3位につけていた中、セルティックの監督に就任するために電撃退任。松永英機氏が監督に就任していた。

黒澤良二 代表取締役社長は、マスカット監督就任の経緯を説明している。

「この度の監督選定にあたり最も重視したことは、横浜F・マリノスの魅力あるアタッキングフットボールを継続するだけでなく、さらに進化させられることができる指揮官ということでした。ケヴィン・マスカット氏は、その条件を十分満たし、皆さまに夢と感動と笑顔をお届けできるチームを目指すことができると判断し、契約締結に至りました」

「マスカット氏は、現役時代、ディフェンダーとしてスコットランド、イングランド、オーストラリアの3カ国で活躍をし、キャプテンとして幾多の試合を率い、数多くのタイトルを獲得しました。さらに、オーストラリア代表としては、70試合に出場、11得点の実績を残しています。現役引退後は、メルボルン・ビクトリーのアシスタントコーチにて指導歴をスタート。2012年には、当時監督を務めていたポステコグルー氏をコーチングスタッフとして支えました」

「マスカット氏は、優れた指導力とリーダーシップにより、F・マリノスをより高いステージに導く最良の人選であると確信しています。また、暫定的に指揮を執っている松永英機監督については、引き続きトップチームに残り、マスカット氏を支え、魅力的なアタッキングフットボールの進化に貢献してもらいます」

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