リバプールのユルゲン・クロップ監督が、新シーズンに向けたチームの状態に満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。

昨シーズンは負傷者続出もあり、プレミアリーグを3位で終えたリバプール。新シーズンの王座奪還に向けて現在はオーストリアでキャンプを行っており、20日に2つの練習試合を実施した。

1マッチ30分間という変則ルールの中で、初戦のヴァッカー・インスブルック戦はFWディヴォク・オリジがPKを決め先制したものの追いつかれ1-1のドロー、メンバーを全員入れ替えた2戦目のシュツットガルト戦では先制を許しながらFWサディオ・マネのゴールで追いつき、こちらも1-1のドローに終わった。

試合後のインタビューに応じたクロップ監督は、課題こそあるもののチームの状態は順調だとコメント。特にヴァッカー・インスブルックで多く起用された若い選手たちを称えている。

「我々が見たいと思っていたフィジカル的な部分はすべて揃っていたと思う。これはそのための重要なテストだった。フットボール的観点から見れば、明らかに改善の余地がたくさんあるがね」

「我々はワイルドなプレスを望んでいた。どちらがより多くボールを奪い返すか、どれだけ多くカウンタープレスをするか、2つの試合でちょっとした競争をしたんだ。勝ったチームの賞品について考えないとね」

「初戦は非常に若いチームだったが、相手チームがよくやっていた。彼らは来週からリーグ戦が始まる一方、我々は先週からプレシーズンが始まったから、明らかに向こうの方が良い状態だったね。とはいえ、若い選手たちはよくやっていた。あちこちでちょっとした組織力の低下はあったが、それは仕方がない」

「2戦目は厳しい試練になった。シュツットガルトは本当に良いチームだからだ。我々は良いスタートを切ったが、その後に失点してしまった。だが、そこからは調子を上げ見事なゴールも決められたね。私はこれで満足しているし、今は仕事を続ける時だ」

また、クロップ監督はこの試合中盤で起用されたMFハーヴェイ・エリオットと、9番の位置でプレーしたMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに言及。両選手が新しいポジションでも機能していたことを称え、同時に新加入選手であるDFイブラヒマ・コナテのプレーも称賛した。

「ハーヴェイはあのポジションでプレーしたことはなかったと思うが、いい感じだった。オックス(オックスレイド=チェンバレン)は最初の数分間で、それがオプションになると示していたね。今後の展開を見守りたいと思う。イブ―(コナテ)は本当によくやっており、それは我々が期待していたことでもある」