ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督が、選手の売却は望まないと語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

昨シーズン、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督の指揮下でトップ4争いを繰り広げたナポリだったが、最終的にセリエAを5位で終え、今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。

CL出場権を逃したことに加えて、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響もあり、6月の決算では2000万ユーロ(約26億円)以上の赤字を出したナポリ。こうした状況もあり、スパレッティ監督の下で新たな戦力を迎えるためには、選手の売却で資金を得る必要があるとされている。

しかし、プレシーズンの親善試合を終えた後の記者会見に応じたスパレッティ監督は、かつてセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(30)を残したいと語った自身のコメントについて言及。考えは変わっておらず、クリバリだけでなく選手全員を残したいと語った。

「このメンバーを残すことができれば、私はとても幸せだと既に言ったと思う。私はすべての選手に残ってもらうため、鎖でつなぎ止めておきたい」

「以前にクリバリの名前を出したのは、彼が現状売りに出されているからだ。それでも、私は彼に残ってほしいと思っている。選手としてだけでなく、人間としてもこれほど優れた人と一緒に仕事をしたことはないからね」

また、スパレッティ監督はセリエAのし烈な争いを制するためには、既存戦力を保つことが重要になるともコメント。そのうえで、新シーズンは4位以内を目指したいと語った。

「重要な選手を売ることはない。今はセリエAに我々と同じレベルのクラブが少なくとも7つは存在しており、強いチームであり続けなければならない。競争に耐えられるチームである必要がある」

「我々の目的はトップ4に入ることだ。この目標から逃げることはできないよ」