バイエルンは29日、アリアンツ・アレーナで行われたボルシアMGとのプレシーズンマッチで0-2の敗戦を喫した。

ユリアン・ナーゲルスマン新体制のバイエルンは、ここまでケルン(2-3)、アヤックス(2-2)を相手に1敗1分けの未勝利。今回の一戦ではアディ・ヒュッター新体制のブンデスリーガのライバルチーム相手に初勝利を目指した。

引き続きユーロ2020でプレーした主力を欠く中、DFダヨ・ウパメカノやDFオマー・リチャーズといった新戦力、FWエリック・チュポ=モティング、DFタンギ・クアシ、DFブナ・サールといった現有戦力、若手を組み合わせた布陣で臨んだホームチーム。

対するアウェイチームはMFクリストフ・クラマー、DFトニー・ヤンチュケ、MFハンネス・ヴォルフ、FWパトリック・ヘアマンといったトップチームの選手と若手を混合した布陣で臨んだ。

立ち上がりから主導権争いが続いた中、バイエルンは前半半ば過ぎに決定機を創出。31分、MFマリク・ティルマンの果敢な仕掛けからボックス中央にルーズボールがこぼれると、これをFWジョシュア・ザークツィーが狙うが、シュートを枠に飛ばせない。

0-0で折り返した後半も左ウイングに入ったティルマンの積極的な仕掛けで幾度か見せ場を作るも決め切れないバイエルンは、59分にDFジョー・スカリーからの絶妙な右クロスをゴール左に走り込んだヴォルフにワンタッチボレーで決められ、先制を許した。

その後、60分に大幅にメンバーを入れ替えた中、ユーロ帰りのFWセルジュ・ニャブリがプレシーズンマッチに初出場。だが、守勢は変わらずにGKロン=トルベン・ホフマンの再三の好守で何とか2失点目を防ぐのが精いっぱいの展開に。

だが、76分には相手の波状攻撃から最後はDFミヒャエル・ウェンツェルにボックス右角度のところから右足のシュートを流し込まれ、痛恨の2失点目となった。その後、決死の反撃を見せたものの、ニャブリのゴールがオフサイドで取り消しとなるなど、プレシーズンマッチ3戦目にして初の無得点で試合を終えることになった。

なお、ナーゲルスマン監督は試合後に守備面に一定の手応えを感じながらも、攻撃面の迫力不足を悔やんでいる。青年指揮官がクラブ公式サイトで試合を振り返っている。

「我々は前半、前回のテストマッチ2試合よりも明らかに良い守備をした。今日は早い段階でプレッシャーをかけようとし、ボール奪取も多かった。グラードバッハは前半それほど危険なチャンスを作らなかった。しかし我々もゴール前に入り込むのが少なすぎた」

「アタッキングサードでそれほど積極的でなかったが、それでも2、3の良いチャンスがあった。後半冒頭には再び2回の大変良いカウンターチャンスを得たが、上手くボールを得点に繋げられず、その後は交代の少し前に失点してしまった」

「今は代表プレーヤーたちが戻ってきて、新加入のプレーヤーも数人おり、彼らをチームに順応させなければならない。公式戦が始まれば、我々はもちろん勝利を収め始めるはずだ」

バイエルン 0-2 ボルシアMG
【ボルシアMG】
ヴォルフ(59分)
ウェンツェル(76分)