トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(28)がマンチェスター・シティ移籍に向けて、週明けのチーム合流後にダニエル・レヴィ会長に直談判を行う模様だ。イギリス『テレグラフ』が報じている。

昨シーズンにプレミアリーグの覇権を奪還した一方、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を逃したシティは、新シーズンに向けて大型補強を敢行する構えだ。

現在は、今夏の目玉補強の一人としてアストン・ビラのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25)の獲得に向け、イングランド史上最高額の1億ポンド(約152億円)のオファーを掲示し、獲得に迫っていると言われる。

そして、グリーリッシュの獲得に成功したあかつきには、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロのバルセロナ移籍によって手薄となったストライカーのポジションにケインを加えることを画策している。

先日には1億6000万ポンド(約243億円)の移籍金で獲得の可能性が報じられたが、トッテナムは今夏に関してエース売却を否定し続けており、現時点では残留が既定路線だ。

しかし、ユーロ2020前に行われたYouTubeチャンネル『The Overlap』でのギャリー・ネビルとの対談の際に、シティ移籍、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとの共演を希望する趣旨の発言を行っていたケインは、依然としてマンチェスター行きを諦めていないと見られている。

そして、『テレグラフ』によると、ケインは来週に行われるレヴィ会長との話し合いの場で、自身がグリーリッシュと共にシティ加入を希望していることを改めて主張することになるようだ。

フットボール界屈指のタフなネゴシエーターとして知られるレヴィ会長が、ケインの直訴を簡単に受け入れる可能性は低いが、ケインサイドとしては今夏以降のタイミングでの売却による市場価値の低下など、様々な条件を掲示し、移籍許可を得ようとする構えだ。

一方、規格外の予算を持つシティだが、ケインの獲得には前述のイングランド史上最高額を再び更新する必要があり、主力数人の売却を必要とするが、ここまで売却に関しては目立った動きは出てきていない。