アトレティコ・マドリーは8月31日、バルセロナからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)を買い取り義務付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。

バルセロナの発表によると、アトレティコはレンタル期間のグリーズマンの給与全額を負担することになる。また、さらに1年のレンタルのオプションを有するが、最終的に完全移籍で買い取る義務を負う。

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買い取りの金額は4000万ユーロ(約52億円)になるという。


2019年夏にアトレティコから加入したグリーズマンは、在籍2年間で102試合に出場し、35ゴールと期待されたほどの活躍を見せられず。加えて、高額な年俸が深刻な財政難に喘ぐバルセロナにダメージを与えており、FWリオネル・メッシの電撃退団以降はファンからの風当たりもかなり厳しくなっていた。

そんな中、今夏の早いタイミングではスペイン代表MFMFサウール・ニゲスとのトレードが一部で噂され、選手側も乗り気だったと言われていたが、プラスアルファの移籍金を求めるバルセロナに対して、アトレティコ支払いを渋り、最終的に破談となっていた。

その後、アトレティコはU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャをヘルタ・ベルリンから獲得し、これ以上の前線の補強を行う可能性は低いと見られていた。

しかし、移籍市場最終日になってバルセロナとアトレティコは急遽グリーズマンの交渉を再開し、今回の電撃復帰となった。

2019年の移籍時にアトレティコを裏切る形でクラブを去っているだけに、以前のような温かな歓迎は期待できないが、クラブのラ・リーガ連覇、チャンピオンズリーグ制覇に貢献することで、信頼回復といきたい。