バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ブラジル代表FWネイマール(29)の獲得に動いていたことを明かした。『ESPN』が伝えている。

ラ・リーガの定める賃金の規定により、今夏アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)を失い、多くの選手の減俸を実施しているバルセロナ。ラポルタ会長は、このような事態が起こる前までは、ラ・リーガのフェア・プレーについて異なる理解をしていたようだ。

リーガの定める規定では選手の賃金が収入の70%程度となっているにも関わらず、メッシやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)が退団する前は、110%を占めていたとされている。その後、今夏の移籍市場で人員の整理を行ったものの、その規定はクリアできておらず、現在は80%程度になっている。

そのラポルタ会長は、今夏の市場にて以前バルセロナに在籍していたネイマールの復帰を画策していたとのこと。一方、ネイマール側も復帰に対し前向きだったとしており、スペインの『TV3』にて「我々はネイマールと契約しようとした」と明かした。

「あの時(3月に代表選出された時)は、興味深い契約のように思えた。彼とは連絡を取っていたし、復帰に夢中だっただろう。我々は、当時フェア・プレーを別の意味で理解していた。もし、(ラ・リーガの)すべてのルールを知っていたら、あのオファーは出さなかったと思う」

一方のパリ・サンジェルマン(PSG)は、リーグ・アンにそのような規定がないことから多くのビッグネームを獲得。このことについてラポルタ会長は、「PSGは、フェア・プレーのルールをすべて破った」と、皮肉を交えたコメントを残している。

また、ラポルタ会長はスペイン代表FWアンス・ファティ(18)の売却報道を「ウソ」と一蹴。加えて、期限付き移籍でアトレティコ・マドリーへ復帰したグリーズマンについては、「全力を尽くしたが、チームのプレースタイルに合わなかった」とし、アトレティコで50%以上試合に出場した場合には4000万ユーロ(約52億2000万円)の買い取りオプションがついていることも明かした。