明治安田生命J1リーグ第28節、名古屋グランパスvs徳島ヴォルティスが10日に豊田スタジアムで行われ、3-0でホームの名古屋が勝利を収めた。

代表ウィーク明けで迎えるフライデーナイトJリーグは好対照の両チームが相まみえた。直近の公式戦が7戦6勝1分けと好調の名古屋は、シュヴィルツォクを先発で起用。5日のルヴァンカップの鹿島アントラーズ戦で負傷交代した柿谷はベンチからも外れ、古巣対戦とはならず。ケガ明けの金崎が第27節の清水エスパルスに続きサブに入った。

4連敗で気が付けば自動降格圏に足を踏み入れた徳島は、日程面での優位性を生かしたい。前節に続き、ゴールを守るのはGK長谷川。育成時代も含めて過ごした名古屋の前に立ちはだかり、最前線は3試合ぶりに垣田が務めた。

ファーストシュートは徳島。2分、左サイドを突破した西谷の折り返しを鈴木徳真がボックス手前からダイレクトで合わせた。名古屋は9分に中盤でボールをカットし、マテウスのスルーパスからシュヴィルツォク。GK長谷川をかわして流し込むが、カバーに入った岩尾に対処された。

ビルドアップと速攻を使い分ける両チーム。徳島は12分にカウンターからチャンスを作り、西谷のクロスを垣田が頭で合わせるが、ヘディングシュートはバーの上へ外れた。3分後には細かいパス回しから、5カ月ぶりのスタメンとなった浜下が狙うも、枠を捉えられない。

18分には右サイドでボールを収めた前田がドリブルで中へ切れ込む。DFをかわしながらペナルティアーク手前まで持ち込んで左足のフィニッシュ。これはGK長谷川がセーブする。24分にもシュヴィルツォクがボックス手前左から狙ったが、枠の左に外れた。

飲水タイム明けは明確に主導権を握った名古屋は、32分に相手のパスミスからシュヴィルツォクがシュート。これは阻まれ、続けざまの右CKから中谷がニアで合わせるが、ヘディングは枠の右に外れる。直後にも高い位置でボールを奪うと、最後は前田のマイナスのパスから走り込んだ長澤が右足のフィニッシュ。右ポスト寄りに引っ張られていたGK長谷川だったが、ポジションを即座に修正し、シューターとの距離を詰めてのファインセーブで危機を救った。

ゴールレスで折り返した後半も立ち上がりから攻勢に出た名古屋が先に試合を動かす。自陣からのキム・ミンテの長いボールをシュヴィルツォクが落とし、受けた森下がスルーパスを送る。裏へ抜けた前田がボックス内に侵入すると、背後から岸本に倒されてホイッスルが吹かれる。これで得たPKをマテウスが左隅に沈め、52分に名古屋が先制に成功。岸本には決定機を阻止したとしてレッドカードが掲示された。

1人少なくなった徳島は渡井を下げてジエゴを投入し、[4-4-1]でセットアップする。61分には右サイドバックに回った福岡が深い位置からクロス。だが、ゴール前の垣田は収め切れず、フィニッシュには至らない。さらに、浜下と垣田に代えて一美と佐藤晃大をピッチへ送り、1点をもぎ取ろうと試みる。

思うように前線へボールを運べない徳島は、82分に鈴木徳真から藤田譲瑠チマへとメンバーを入れ替えたが、思わぬ形で名古屋に追加点を許してしまう。成瀬のクロスを戻りながらの守備となった藤田譲瑠チマが自陣のゴールにヘディングを突き刺してしまい、痛恨のオウンゴールを献上。名古屋は終了間際にも相馬が倒されて得たPKを途中出場の金崎が沈めて3点差に。金崎はケガから復帰後、初ゴールを記録した。

大きなリードを得た名古屋は、最後まで徳島を押し込み続けてシャットアウト勝ち。J1記録を更新する今季18試合目のクリーンシートを達成し、暫定ながら3位にジャンプアップを果たした。

名古屋グランパス 3-0 徳島ヴォルティス
【名古屋】
マテウス(後7)
OG(後38)
金崎夢生(後44)

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