インターナショナルマッチウィークによる中断前に行われた前節はアトレティコ・マドリー、セビージャがいずれもドローに終わり、3節にして全勝チームが消滅。2勝1分けで6チームが並び、今季の混戦を予感させている。

代表戦明け、移籍市場閉幕と一区切り付いた中で行われる今節は週明けからチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループステージがスタートするため、FIFAウイルスの存在を含め波乱が予想される一節に。

なお、セビージャvsバルセロナ、ビジャレアルvsアラベスの2節に関してはカタール・ワールドカップ南米予選に多くの所属選手を送り込んだ関係で当初組まれた11日の試合消化が困難なことを理由に、開催延期が決定している。

今節の最注目カードだったセビージャvsバルセロナの延期によって、今節ではアトレティコとレアル・マドリーのマドリードの2強に俄然注目が集まる。

アトレティコは12日のランチタイムキックオフで、昨季のセグンダ王者エスパニョールとのアウェイゲームに臨む。前節のビジャレアル戦では2度の先行を許す苦しい展開ながらも、後半ラストプレーで相手守備陣の信じがたい連携ミスによるオウンゴールで追いつき、開幕連勝こそストップしたものの、価値ある勝ち点1を手にした。

敵地で2戦ぶりの白星を目指す今節は、移籍市場最終日にバルセロナから電撃復帰が決まったFWグリーズマンのパフォーマンスに要注目。同じくチェルシーに電撃移籍が決定したMFサウールの背番号8を背負う元エースは、フランス代表として臨んだ代表戦3試合で3ゴールと調子を上げており、現時点で復帰を歓迎していないサポーターに認めてもらう上でも即勝利に繋がる仕事が求められるところだ。

一方、レアル・マドリーは560日ぶりに本拠地サンティアゴ・ベルナベウで曲者セルタを相手に今季のホーム開幕戦白星を狙う。前節のベティス戦では苦戦を強いられながらも、後半序盤にDFカルバハルが挙げたゴラッソによる決勝点を守り切り2戦ぶりの白星となった。試合全体のパフォーマンスに関して課題は少なくないが、今節に向けてはMFモドリッチとDFナチョの復帰に加え、18歳の超新星MFカマヴィンガのデビューも期待されるところだ。

代表戦を戦った各自のコンディションへの懸念に加え、来週ミッドウィークにCLインテル戦を控えているため、難しい試合になることは間違いないが、2020年3月1日以来となるサンティアゴ・ベルナベウでアンチェロッティ新体制での力強いパフォーマンスを見せたい。

MF久保建英を擁するマジョルカは2勝1分けの首位タイという最高の滑り出しを見せている。久保自身は2試合連続スタメンを飾り、ゴールやアシストという目に見える結果こそ残せていないものの、周囲からボールが集まるなど、早くも信頼を勝ち得ている。日本代表として2試合をこなした影響により、ベンチスタートの可能性もあるが、移籍市場終盤に新たに加わったFWホッペやMFイ・ガンインという若手逸材との共演も楽しみなところだ。

上位チームではボルダラス新監督の下で2勝1分けという予想外の好スタートを切ったバレンシア、バルセロナ相手の完敗スタートから2連勝で盛り返しを見せているレアル・ソシエダの2チームに注目。

難所エル・サダールでオサスナと対戦するバレンシアでは、スペイン代表でも存在感を見せているMFソレールや、新守護神として要注目のママルダシュビリのパフォーマンスが勝利のカギを握る。

カディスのホームに乗り込むソシエダでは、ユーロ、東京五輪のフル稼働から束の前の休息を得たエースFWオヤルサバル、RBライプツィヒから加入のFWセルロートら攻撃陣のパフォーマンスに注目だ。

その他では移籍市場終盤にテコ入れを図った3連敗中のヘタフェやエルチェといった下位クラブにも注目したい。

《ラ・リーガ第4節》
9/11(土)
《25:30》
レバンテ vs ラージョ
《28:00》
アスレティック・ビルバオ vs マジョルカ

9/12(日)
《21:00》
エスパニョール vs アトレティコ・マドリー
《23:15》
オサスナ vs バレンシア
《25:30》
カディス vs レアル・ソシエダ
《29:00》
レアル・マドリー vs セルタ

9/13(月)
《27:00》
ヘタフェ vs エルチェ
《29:00》
グラナダ vs ベティス

未定
セビージャ vs バルセロナ
ビジャレアル vs アラベス


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