プレミアリーグ第4節、リーズ・ユナイテッドvsリバプールが12日にエランド・ロードで行われ、アウェイのリバプールが0-3で勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は負傷の影響によってベンチ外となった。

リバプールはインターナショナルマッチウィーク前に行われた前節、退場者を出したチェルシーと1-1のドローに終わって開幕からの連勝がストップ。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)初戦のミラン戦を控える中、曲者リーズを相手に2戦ぶりの白星を目指した。

チェルシー戦からは先発2人を変更。ヘンダーソンに替わってチアゴが今季初スタメンを飾り、負傷のフィルミノに替わってジョタが3トップの中央に入った。

立ち上がりから球際の戦いが強調される展開となった中、ホームチームが先に決定機を作り出す。開始5分、右サイドに張ったハフィーニャや斜めの正確なフィードが通る。ボックス付近まで運んでDF2枚を引き付けたハフィーニャが後方からのランニングで遅れてサポートに入ったロドリゴに短い横パス。ロドリゴがすかさず右足を振り抜くが、強烈なシュートはGKアリソンの正面を突いた。

いきなり肝を冷やしたリバプールだが、以降はサラーやマネの個の優位性でマンマークをかい潜り、守備の際には相手のお株を奪う強度の高いプレーでボールを奪い返し、カウンターの形からフィニッシュまで持ち込んでいく。15分にはボックス手前でボールを受けたサラーの浮き球パスに反応したジョタがボックス中央で胸トラップから右足のボレーシュートを放つが、ややパワーを欠いたシュートはGKメリエのセーブに遭う。

しかし、徐々に良い形の崩しが増え始めたアウェイチームは20分にゴールをこじ開ける。最後尾のマティプが果敢な持ち出しで相手陣内にボールを運びボックス手前のサラーに縦パスを当ててボールを受け直し、右サイドで背後を狙うアレクサンダー=アーノルドに展開。そして、イングランド代表DFからの高精度のマイナスのクロスを、ゴール前に飛び込んだサラーが左足ワンタッチで合わせた。

サラーのプレミアリーグ通算100点目となるメモリアルゴールで均衡を破ったリバプールは、先制点のキッカケとなった後方からの勇敢な持ち出しを起点に畳みかける攻めを見せる。

25分過ぎにはボックス内で仕掛けたジョタのマイナスの折り返しからマネ、波状攻撃からエリオットの連続シュートと際どいシーンを続けて創出していく。

一方、守勢が続くリーズは30分過ぎにディエゴ・ジョレンテが筋肉系のトラブルに見舞われ、プレー続行不可能に。ストライクの緊急投入を余儀なくされた。その後は徐々にサイドへの対角フィードを起点にカウンターを繰り出していくが、最後の場面で精度を欠く場面が散見。42分には左サイド深くでロドリゴが上げた浮き球のクロスを、大外でフリーのエイリングがボレーで合わすが、これはうまくボールをミートし切れず。

迎えた後半、ロドリゴに替えてロバーツを投入したリーズがアグレッシブな入りを見せたが、前半に引き続きリバプールが先にゴールをこじ開ける。

直前に得たカウンターチャンスはボックス内で相手守備を引き付けたマネからのプレゼントパスをサラーが仕留め切れなかったが、このプレーで左CKを獲得。そして、アレクサンダー=アーノルドが右足アウトスウィングで上げたクロスをファン・ダイクが頭で合わすと、そのこぼれ球に反応したゴール前のファビーニョが冷静にゴールへ蹴り込み、50分の追加点とした。

ファビーニョの2シーズンぶりのゴールによってリードを2点に広げたリバプールだが、その数分後に大きなアクシデントに見舞われる。58分、カウンターの場面で右サイドを持ち上がったエリオットに対してDFストライクが後方からスライディングタックル。この際に左足首を巻き込まれる形となったエリオットは足首があらぬ方向に曲がってしまい、すぐに事態の深刻さに気付いたサラーがすぐさまメディカルスタッフを呼び込んだ。

そして、主審はラフプレーのストライクにレッドカードを掲示すると共に、担架でピッチを後にした18歳MFにはアウェイサポーターだけでなくホームサポーターからも励ましの拍手が送られることになった。

このアクシデントを受け、リバプールはヘンダーソンを投入。数的不利を背負ったリーズはハリソンを下げて、マンチェスター・ユナイテッドから新加入のダニエル・ジェームズをデビューさせる。

再開後数分はエリオットの負傷退場による動揺が見受けられたが、時間の経過と共に中断前同様の激しい展開が戻ってくる。数的優位のリバプールが押し込む展開が続くが、前半同様に最後の精度を欠くマネが再三の決定機を決め切れず、トドメの3点目を奪い切れない。

そのため、劣勢のリーズもハフィーニャやバンフォードの個人技を生かしたカウンターで幾度か惜しい場面を創出。83分にはハーフウェイライン付近でボールを奪ったバンフォードがGKアリソンの前目の立ち位置を見てロングシュートを枠に飛ばすが、これは必死に戻ったアリソンの好守に阻まれた。

その後、リバプールは83分にジョタを下げてオックスレイド=チェンバレンを投入し、試合を締めにかかる。8分が加えられたアディショナルタイムにはヘンダーソンの右クロスを収めたチアゴのお膳立てから、マネが鋭い反転シュートを突き刺し、ダメ押しの3点目とした。

新星エリオットの負傷交代という痛恨のアクシデントに見舞われるも、難敵リーズに完勝したリバプールは、“死の組”に組み込まれたCLのミランとの初戦に向けて弾みを付けることに成功した。

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