チャンピオンズリーグ(CL)のグループH第1節、チェルシーvsゼニトが14日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが1-0で勝利した。

ディフェンディングチャンピオンとして今大会に臨むチェルシーは、プレミアリーグの開幕4試合で3勝1分けの無敗と最高のスタートを飾った。今週末にトッテナムとのダービーを控える中、智将トゥヘルは3-0で快勝した直近のアストン・ビラ戦から先発5人を変更。

チアゴ・シウバとチャロバーに替わってクリステンセンとアスピリクエタが3バックに入り、ハドソン=オドイとサウール、ハヴァーツに替わってリース・ジェームズ、ジョルジーニョ、マウントが復帰した。

試合前に先日のUEFA年間表彰を実施するなど、良い雰囲気で臨んだホームのチェルシー。これに対してゼニトは本職中盤のバリオスを一列下げる[5-4-1]の守備的な布陣で入る奇策を見せた。

前線でボールを運べるマウコム、クラウジーニョ、アズムンという3選手の脅威もあり、リスクを冒して前に出るまでには至らないチェルシーは、最前線のルカクになかなか良い形でボールが入らない。

前半半ばから終盤にかけてはゼニトにカウンターチャンスを与えないチェルシーが相手陣内でハーフコートゲームを展開。しかし、マウントやルカクの仕掛けがことごとく相手の分厚い守備網に絡めとられてしまい、枠内シュート0で試合を折り返すことになった。

迎えた後半、トゥヘル監督の下で攻撃面の修正を施したチェルシーは、キックオフ直後にツィエクが最初の枠内シュートを放つと、50分には果敢に相手陣内左のハーフスペースで縦に持ち上がったリュディガーが枠のわずか右に外れる強烈な右足のミドルシュートでゼニトゴールを脅かす。

攻撃が機能し始めた一方、陣形が崩れ始めたことで、徐々にゼニトのカウンターを許すチェルシー。60分にはアズムンに馬力のある仕掛けでボックス内まで持ち込まれるが、ここはDFリュディガーの見事なカバーリングで事なきを得る。だが、以降しばらくはゼニトに押し返されてしまう。

そういった難しい流れの中、頼れるエースが魅せる。69分、相手陣内で細かく繋ぎ右のハーフスペースでボールを受けたアスピリクエタがボックス右のスペースへ浮き球のクロスを供給。これにハヴァーツと共に飛び込んだルカクが見事なヘディングシュートをゴール左隅へ流し込んだ。

ようやく先制に成功したチェルシーだが、失点後に切り札のジューバを投入したゼニトの攻勢に晒される。80分にはボックス右に持ち込んだアズムンに決定的なクロスを入れられるが、ジューバのスライディングシュートはGKメンディが身体を張ったセーブで凌ぐ。

このピンチを何とか凌いだホームチームは、チアゴ・シウバやチルウェルとより守備的な交代カードを切って逃げ切りを図ると、試合終盤は冷静にボールを動かして時計を進めていき1-0のまま試合をクローズ。

ゼニトの堅守に手を焼いたものの、頼れるエースの公式戦2試合連続ゴールを守り切って連覇を目指すシーズンを白星で飾った。

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